鎖骨骨折日記~めざせ登山ザックを背負える日

初めての鎖骨骨折から登山用の重いリュックを背負って登山復帰するまでの記録

鎖骨骨折日記【35】鎖骨に現れた枝豆の正体(鎖骨骨折178日目:術後181日目)

手術後ほぼ半年の診察

鎖骨骨折と手術からはほぼ半年後、そして前回から2ヶ月半の久しぶりの診察。
鎖骨に現れた枝豆の原因が知りたくて待ち望んでいた診察だ。

 

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いつものようにまずはレントゲンを撮ってから診察室へ。

枝豆の正体はただのプレートだった

「プレートもボルトも正常ですね」
ということは、危惧していたようにボルトがゆるんだりしているわけではないのか。
ほっとしつつ、早速鎖骨に現れた枝豆状のぼこぼこについて尋ね、患部を見てもらった。
「本来の鎖骨に沿ってぼこぼこしたものが浮き上がってきたんで、ボルトが抜けてきたのかと思ってました」
「腫れが完全に引いてプレートそのものの形が浮き上がってきただけだから大丈夫」
と、プレートの写真を見せてくれた。
プレートというものはつるんとした板状のものではなくて、穴の開いた輪がつらなったような形をしている。

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シルエットだけならまさに枝豆。。これが薄い皮膚を通してさわれる状態になってきただけのことらしい。まずは安堵して今度は骨の状態を確認。

プレート除去の日程が見えてきた!

「お、いいですね!骨折線が前回と比べるとほぼ見えなくなってるね」
という担当医の言葉にワクワクして画像を覗き込む。
確かに、前回はうっすら溝のように見えていた骨折線が埋まっているように見える!
と言っても私ひとりでは全然区別がつかないのだが、医師が示してくれる部分を見比べてみると、前回はもやーーっと影みたいになっていた部分がしっかりと埋まってきていることもわかる。

「順調ですよ。調子はどうですか?」
問われて、現在の状況を説明。

・可動域は全然問題ない
・麻痺した感じもなくなった
・鎖骨周りががちがちに固まっていたのも柔らかくなっている
・痛みも全くないが、うっかり右肩にバッグのストラップをかけてしまうと痛い

医師は麻痺がなくなったと聞いて嬉しそうだ。

さて、成人の場合、プレート除去手術は手術後1年を目安に行うそうだ。1月に聞いたときは納得済みだったのだが、だんだん大きな不安が出てきた。
そう、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)問題である。
私の場合1年後となると来年早々になるわけだが、冬に向かって再びCOVID-19重症患者が増加するかもしれない。インフルエンザの流行もあるだろうし、骨折手術のプレート除去のような命にかかわらない手術はまさに「不要不急」と判断され延期されてしまうのではないか…。
プレートを長期間入れてしまうと骨とプレートが一体化して、抜く際に「大工事」になるというおそろしい話も聞く。

状態はなんだかかなり順調そうなのでちょっと押してみることに。

「普段はプレートが入ってることを忘れるほどで、こんなに普通に暮らしているのにやっぱりあと半年もかかるんですよね。
もし冬にコロナ感染者が更に増えたら私の手術なんて不要不急だからできなくなるかもしれないのでしょうか」
「そうだねーー」

私の訴えを聞いた医師はもう一度レントゲンを見てから提案をしてくれた。

・現在レントゲンで見る限りでは順調
・プレートを抜けるかどうかは、レントゲンでは判断できないのでCTで判断する
・CTを撮ってみて問題なさそうなら手術を早めてもいい
・CT撮ってみてまだ時期が早ければ中止になるけど、一応手術できる前提でスケジュールを組んでおいてもよい

「お願いします!」

やはりこの医師はフットワークが軽い!
そうと決まったらどんどんスケジュールを組んでいってくれる。

「会社休む日が少なくていいように金曜日手術がいいよね?」

と、休暇の具合なども考慮してくれ、さくさくっと下記の予定が決定された。

・9月末にCT撮影
・1週間後に結果を確認。結果が良ければその日のうちに術前検査フルコース
・その1週間後に手術

もちろんCT検査の結果次第なのだが、こんなに早く検査してみてもいい状態になるなんて夢にも思っていなかった。
言ってみた本人がびっくりである。
骨は細いらしいし、中年まっしぐらだし、もしかしたら1年たってもプレート除去できないかも、と密かに恐れていたぐらいなのだ。
どうかくっついていますように。

うまくいけば、10月半ばには自由の身になれる。

「もしこのスケジュールでプレート抜けたら、来年の1月にはスキーできますか?」
「できるできる!」

来年の夏山も存分に楽しめるはず!

 

がんばれ!
私の骨細胞!

 

 

 

 

鎖骨骨折日記【34】鎖骨骨折手術後ほぼ半年で鎖骨に枝豆が現れた(鎖骨骨折25週目:術後172日目)

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鎖骨骨折手術後半年弱たち、骨折していることはほぼ忘れている

鎖骨骨折手術から半年近くが過ぎた。

日常生活はもうすっかり通常通り。
鎖骨下のパンパンに張っていた筋肉も柔らかくなったし、うっすらとはいえ鈍くなっていた感覚もすっかり元に戻った。
プレートが入っていることすら意識しない毎日で、たまに思い出すタイミングといえば、下記の2つくらいだろうか。

季節的にちょっと襟ぐりの開いたトップスを着るとき

着るときは忘れているが、鏡に移る自分をみて思い出し、あまり目立つようなら慌てて着替えたりもしている。
傷跡がある程度落ち着いてきたので最近はテープはお休みしている。プレートを抜く際にまた切るので、チラっと見えても恐ろしくない程度で良しとした。
プレート除去後にはもう少し貼り続け、傷が更に薄くなるよう粘ってみるつもりだ。

 荷物を持つとき

バッグを肩にかけるときは常に左肩。
たまはに右にかけそうになると「あいたたたた!」と慌てて下す。

皮膚を縫った傷が痛い、とかいう痛さではなくてプレートが皮膚にあたって痛いのだ。
骨は皮膚の上から押しても痛くないのに、プレートの部分はちょっと圧がかかっただけで痛む。
やはり異物が入っているからなのか?
人体の不思議。
プレートはいれっぱなしの人もいると聞いたけど、こんな痛いのに平気なの?
年月が経つと体と一体化して痛くなくなるものなのだろうか。。

といった具合に、日常的には骨折したことを忘れて暮らしていたのだが、ある日、久々に傷口を観察して驚いた。

傷部分に枝豆現る!

傷口自体は白っぽい筋が一本すうっと残っている程度で、かなりきれいになっていると思うのだが。

鎖骨に沿ってぽこぽこと浮き上がっている部分がある!

なんというか、鎖骨の上に枝豆が房ごと入っている感じ??

指でなぞってみると、やはり皮膚のすぐ下がぽこぽこと波打っている感じがする。
なんだこれは。
まさかのボルトが浮き上がってきている?
ボルトが抜けてるってことはなさそうだけど、このぽこぽこしている部分はボルトの頭が並んでるとか??

写真にはうまく撮れなかったが、絵で表すとこんな感じ。

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とりあえず皮膚のすぐ下、うんと浅い位置に「ぽこぽこ」を感じる。
これが担当医師の言っていた「ビブ丸さんの体質だと、腫れが引くとどんどんプレート感出てきますよ」ってやつか。

気持ち悪いなあ。

でも、鎖骨の上に枝豆が入ってるんだから、そりゃあカバンのショルダーがあたったら痛いよね。と深く納得。

こんな枝豆状態ではいられないので、プレートは絶対抜いてもらおうと再度決意を新たにした。

鎖骨骨折手術後半年弱の傷口

枝豆が現れたことをのぞくと、かなりきれいに治ってきていると思う。
白い細い浅い溝が1本残り、そのまわりに赤味がうっすら感じられる程度。

腫れも完全になくなり、骨がしっかり浮き上がっている。

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鎖骨骨折日記【33】鎖骨骨折時にお世話になったもの:体のケアと服装編

鎖骨骨折後、リハビリや身づくろいのために役立ったもの

鎖骨骨折は手術をすれば日常生活にあまり不自由はしないが、それでも普段通りの服装ができるわけではなかったし、自宅リハビリも続ける必要があった。

そんな毎日の中で役立ったもの達。

 

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①テニスボール

お手軽に手に入り、リハビリに大活躍。

・手術でがっちがちになった部分をほぐす。

具体的には鎖骨の下を鎖骨に沿ってコロコロ転がしたりちょっと押したり。
腫れが引いてきたら鎖骨と首の付け根のあいだあたりにおいてグリグリ押す。
指でやるより断然で長時間マッサージしていられる。

・背中や肩をほぐす。

鎖骨とは直接関係ない背中や肩が、凝り固まってしまう。
ベッドにおいてその上に狙った場所が当たるように寝転がり、体をちょっとだけゆする感じでほぐす。
自分の体重をかけるので楽に刺激を与えられる。
自分の指が届く場所でも、自ら押そうとすると仏心が働いてどうしても手ぬるくなるので体重で。
ほぐし続けているとベッド上だとちょっと物足りなくなり、床でやってみたら余りの痛さに絶叫ものだった。ヨガマットみたいなものがあればその上くらいでちょうどいいかも。

お勧めの圧迫ポイント

脇とウエストの真ん中あたりのちょっと背中寄り
(すべての肩こりの元凶。あまり気づかないがここがガチガチになっていること多し)

肩甲骨のまわり

腕の付け根(背中側)

テニスボールは常備しておくと鎖骨骨折関係なくマッサージに手軽に使えてお勧め。百均でも売っている。

②パーカー

手術後に着る服装の条件は2つ。
前開きであること。
傷跡が見えないこと。

シャツやブラウスにジャケットやカーディガンがあれば問題なしだが、
勤務先が「年中毎日カジュアルOK」なので、冬場はカットソーの上にカジュアルなセーターで通勤しており、ジャケットなど1枚も持っていなかった。
「かぶりの服が着られない」ためセーターが着られず、パーカー生活を送ることにした。骨折直後に慌てて購入した前開きのカットソー(介護用品みたいなやつ)の上にパーカーだ。
きれいに襟が立つパーカーは傷跡も隠れるしマフラーがなくても首がすーすーしなくて良かった。

それにしても、手術の傷跡が意外に襟ぐりから見えるのは想定外だった。
襟ぐりのぐっと開いたデザインでなければ傷のあたりは見えないと思っていたが、鎖骨はかなり体の真ん中から始まっているし、今まで意識せず着ていたカットソーの襟元からも手術跡は見える。
今はテープも貼っているしたいして気にならないけど、最終的には傷跡はどこまで目立たなくなるのだろうか。

③美容プラージュ

とにかく髪のブローができなくて困り果てた手術直後。大五郎カットになろうかとまで思いつめた結果、美容院で髪を洗ってもらうことを思いついた。

 

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かなり前だがやっかいな眼病を患い治療を受けた時に「入浴はしてもいいけれど目に水が入らないように」と医師に言われたことがあった。
そんなの絶対無理でしょ!とこの時も困った挙句、美容院で洗ってもらったことを思い出したのだ。その時にお世話になった美容院は残念ながら閉店していた。

私が通常通っている美容院にはシャンプーブローのみのメニューは無く、頼めばやってもらえそうだが、他のメニューの値段から考えるとおそらく4000円近くかかりそうな気がする。
他にいくつか近所の美容院を調べたがどこも安くても3000円以上だ。

高すぎる、、と悩んでいたら、突然思い出した。
勤務先の最寄りの駅に「美容プラージュ」なる大手チェーン店ができていたことを!
確かかなり安い値段が掲示されていたような。。
WEBサイトを開くと、なぜかいきなり富士山の画像がどーんと現れる。

www.plage-bb.co.jp


モットーは
「最高の技術でキレイに、ていねいに、そして早く」
「お客様が納得いく料金で」
うんうん。
つまり「早い、安い、きれい!」ってことね。
シャンプーブローのみのメニューは記載されていないので、店舗に電話して聞いてみると、税抜きで1500円!!
予約と担当者指名は不可能で、すぐに行きたい私には願ったり叶ったりだ。
この「思い立ったらすぐ行ける」というのもポイント高し。

さっそく行ってみる。
ドアを開けると「いらっしゃいませ!お荷物はロッカーにどうぞ!」と声がかかり、なんとなく居酒屋っぽい
銭湯のロッカーみたいなのがずらりとそびえているので荷物を入れる。店内はかなり広くて壁際にずらりとシャンプー台。中央と反対側壁際ににカット席が並んでいる。
この時は夕方行ったせいかすいていたが、後に午前中に行ったときはいつも結構混んでいた。午前中にさっとすませて、、という人が多いのかも。

シャンプー席に座るとすぐに男性美容師が来てくれた。
男性ということもあり、かなり力強くて気持ちいい!
骨折後、両手でぐいぐい洗うことができていなかったもどかしさがふっとぶ!

そう、これこれこれよ!

洗髪後カット台に移動すると担当者が変わった。これがなんというかアルフィーの高見沢氏のような金髪のにいちゃんだったのでちょっとびびる。
大丈夫だろうか。。
「どんな風にしましょうか?」
「すそにデジパがかかってるので、ブローで延ばさずにくしゃっとしてください」
心配は杞憂に終わり、大変いい感じに仕上げてもらった!
見た目で疑ってごめん!
(その後一度も同じ美容師には当たらなかったが、この時のたかみーが一番上手だった気がする。)

良い意味で非常に流れ作業的に進むので30分もかからないし、美容師との会話に悩む必要なし。

更に、会計の際に驚きの言葉。
「シャンプークーポンお持ちですか?」
「持ってないですが、シャンプーブローでもクーポン券使えるんですか?」
「使えますよ」
WEBサイトから「ほぼいつでも」取得できるシャンプー無料券を、このコースでも使えるらしい。
次からはぜひ印刷してこなくては。

プラージュは病院の最寄り駅にもあったので、その後何度か利用し、「頭がっつり洗えない+ブローできなくて頭爆発ストレス」から大いに助けていただいた。
ブローはもちろん大成功だが、久々にがっつり洗ってもらえたシャンプーの心地良さよ。他人にしてもらうシャンプーって本当に気持ちがいいものだなあ。
しかもこのお値段。
たまにはプチ贅沢でシャンプーしに来てもいいな!
などと思い、実際にたまにリフレッシュやすっきりがっしり洗ってほしい時に訪れることもある。
ちょっとした時間つぶしに下手に高いお茶飲むよりも気分転換になる!
*クーポンは印刷して持っていかないと有効じゃないので注意。

④ブラトップ

ホックが止められない。
少しでも手術跡にストラップの重圧をかけたくない。
ということで、しばらくの間はブラトップをフル活用。何種類か持ってる中で
ユニクロのエアリズム、キャミ型ではなくランニング型が大活躍。
・乾きやすい
・手術跡にくいこまない
・レントゲンを撮る際脱がなくて良い
 キャミ型は金具がついているので脱がなければならない。脱ぐということは検査着を着なければならないので、結構面倒。
ランニング型ならトップスを脱ぐだけなので楽だし早い。

 

鎖骨骨折日記【32】鎖骨骨折したらたぶん誰でも困ること

脱げないカットソーを切り裂き、
張り付いたコンタクトレンズをひっぱがし、
骨折直後をなんとか乗り切った後、直後のように追い詰められはしなかったものの困ったことはいくつかあった。

一番困ったことは、髪の毛うまく乾かせない問題だったが、これは非常に限定的な悩みだと思う。

 

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そんな個人的な問題ではなくたぶん誰でも困ることがもちろんある。

 鎖骨骨折直後を乗り切った後、困ったこと色々

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たぶん誰でも困ること3つ

①起床時に起き上がれない

骨折翌朝から直面し、かなり長い間苦しんだ。
痛めた方の腕(右側)を使えないだけではなく、腹筋運動の時のように起きようとしても患部に響きまくって不可能!
結局左側を下にして半身を起こしつつ無理やり起きていたので、変な所に力が入って背中あたりが攣ったようになり、今度はその痛みで動けない、、という苦行。
毎朝起きるのに壮大な時間がかかっていたが、リハビリの際教わった方法で即解決。
現在は普通の腹筋方式で起きている。

 

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 ②被りの服が脱ぎ着できない

最初はキャミソールすら着られず、脚側からはくように着替えていた。
袖のあるものは無理だったので、しばらくは急遽購入した前開きのカットソーとパーカーで過ごした。
冬だったのでセーター類が着れずに困った。
暖冬で良かった。
鎖骨骨折したらすぐに前開きの服を用意しておくべきだと思う。もう二度としない予定だけど、念のため前開きのパジャマは常にワードローブに残しておくことにした。

③箸で食事ができない

利き手である右側を骨折したので食事困難に。

いや、肩から下の腕や指はなんともないので箸は持てるのだが、当初は痛みのあまり肩回りが動かせず、どんなにがんばっても箸が口元まで届かなかった。
左手で箸を駆使できるようチャレンジするも即効挫折し、スプーンやフォークで食べられるものや、手で食べられるおにぎりやサンドイッチを多食。
箸が届くようになっても、動かすと痛むのでしばらくは左手で食べていた。
左手だとスプーンでもうまく食べられないので、家ではいいけど、社員食堂や外食の際は時間がかかるし、ぼろぼろこぼしそうで緊張した。

一部の人が困ること3つ

④コンタクトレンズがはずせない

利き手の手指が眼球まで届かず苦しんだが、なんとか左手ではめて乗り切った。
しかし、直後に地獄をみたように、はめるよりも外すことの難しさが身に染みたので、両手がかろうじて眼球に届くようになるまでは我慢。
この体験によって、骨折でなくとも右手を怪我した際に左手だけでコンタクトレンズを扱う難しさを思い知った。
ソフトタイプのレンズがうまく外れない時、一発ではずせる方法を探しているがまだ見つかっていない。

⑤下着に困る

腕が後ろにまわせないどころか動かないし、傷口にストラップがあたると痛いのでブラは厳しかった。しばらくはユニクロや無印良品のブラトップ、乾燥機にガンガンかけられるGAPやアメリカンイーグルのブラレットで過ごした。

⑤メイクができない

利き手の手指が顔まで届かず、、以下略。
普段からメイクはあっさりなので、さらにあっさりで乗り切った。
…ので、実はたいして困らなかった。

いつもきちんとメイクしている人は、ものすごい時間がかかりそうだ。きっちりメイク派で鎖骨骨折の可能性がある人は、常日頃から利き手が使えなくてもメイクできるように修行するか、すっぴんでも外出できるよう覚悟を決めておいたほうがいいと思う。

 

鎖骨骨折日記【31】鎖骨骨折手術後101日目の診察と足首ゆるゆる問題(鎖骨骨折101日目:術後97日目)

鎖骨手術後101日目、久しぶりの診察

101というと、「101匹わんちゃん」を思い出す。
100ではなくてあえて101なのは、「たくさん」の一区切りである100よりも多い=「とてもたくさん」を表したいのだろうか。
「101回目のプロポーズ」というのもあるけど、見てないから内容は知らないけど、これも「何回も何回もプロポーズした」という意味なのか。それだったらまあいいけど、本当に101回プロポーズしてたらストーカーではないか。

今日は鎖骨手術後101日目、久しぶりのレントゲンと診察だった。

前回、鎖骨骨折とは全く関係がないがここ数年悩まされていた足首の痛みについて相談したので、今日は足首のレントゲンも撮ってもらった。

ちなみに、新型コロナウィルス感染拡大のため、外来のリハビリは前回を最後に中止になっている。

まずは鎖骨の診断

「どうですか調子は?」
「骨折していることを忘れるほど好調です」
「いいですねー。腕上げてみて?おお、いいですね。後ろからは?うん、問題なし!」

という会話で始まり、
いつものように手術直後と今回のレントゲンが並んでディスプレイ上で拡大される。

おお!

今回は私にもわかるかも。

もちろん黙って見せられたらさっぱりわからないのだが、医師が示してくれる「骨折線」の黒い線が今回は白く埋まっているのがよくわかる。

良かった。
色々がんばってきたことは無駄ではなかったようだ。
それでもやはり、プレート除去は1年後くらいになるらしい。やはり骨折は治癒まで年単位を覚悟しないといけないようだ。

Q「もう重いものも持っていいですか?」
A「多少重いものも持ってもいいですよ。でも、骨だけではなく筋肉も弱ってるから少しずつね」

Q「縄跳びしてもいいですか?跳ねると骨に振動が響いてよくないですか?」
A「大丈夫、大丈夫」

Q「もし、このままコロナ感染拡大が収まらなかったら、私のような命にかかわらない手術は延期になりますか?そのままで骨とプレートが一体化したりしないんでしょうか」
A「うーん。2年くらいは大丈夫だけどね」

この病院でも、現在は緊急性のあるもの以外は手術は止めており、必要な手術もPCR検査をしてから対応しているらしい。

2年もプレート入れっぱなしは嫌だなあ。

プレート除去は通常は1年後とはいえ、少し早めることはできるみたいだ。
私の野望としては年末までに抜いて年末年始は大人しく過ごし、年明け後にできればスキーを少ししたい。
(スキーができるほどコロナ感染が収まっていれば、だけど)

希望を言ってみたところ、最後はCTを撮って判断するがそのスケジュールならおそらく可能らしい!そのころには通常の手術が受け入れてもらえるような状況になっていることをひたすら願う。

右足くるぶしの状態

次に足のレントゲンが大写しにされた。

初めて見る足のレントゲン。

へええ、足の指(の骨)って結構長いんだなあ。外反母趾気味かと思ってたけど、そんなことないみたい。
くらいの感想しか出ない。

医師によると、「軟骨があるべき部分が少し薄いけど、そこまでひどくない」
それからおもむろに足首を握り、まわし、いろいろなところを押さえていく。
内くるぶしのまわりを細かく小刻みに押されていると、痛いところと痛くないところがある。
「やっぱりちょっとゆるいのかな」

足首の模型を出してきて説明されたことによると、靭帯というゴムみたいなものが足首のまわりをぎゅっと締めているのが捻挫を繰り返したりすることにより、緩んでくる。すると足首がしっかり固まらなくなってぐらぐらしたり痛んだりする、という。
これがひどくなると、骨と骨の間の軟骨があるべき部分の軟骨が薄くなってしまう。が、レントゲンでみるとそこまで悪化はしていないそう。
これもしっかり判断するためにはCT撮影が必要。

今のところ、痛みがある頻度は低いので更に悪化するようなら一度CTを撮ることにして今後は医師の勧める下記を試してみようと思う。

①登山の時は捻挫予防に足首にテーピング

②バランスディスクなるもので、足首周りの強化。捻挫予防。

 バランスディスクとは初耳だったが、医師がスマホで探してくれたものを見ると、巨大な赤血球みたいな円盤みたいなものの上に立って使うみたい。
医師によると「性能はどうかわからないけど百均にもあるくらいだから、色々あるよ」

今は骨折がひと段落しても登山はぐっと我慢の時。
自宅でできるトレーニングやケアをどんどん取り入れていれば連休もあっという間に過ぎそうだ。

鎖骨骨折日記【30】鎖骨骨折時にお世話になったもの:装備編

鎖骨骨折後、不自由な生活の中で役立ったもの

鎖骨骨折後、右腕が使えず苦労していたころお世話になったものが幾つかあった。三角巾以外は新規購入したわけではなく所有していたが、骨折と共に表舞台に躍り出たもの達であった。

①サコッシュ

通勤時を含む外出時に。

しばらくは三角巾で腕を吊っていたので、普通のバッグがまったく使えなかった。
怪我をしていない方(私の場合は左側)の肩にトートバッグをかけることはできるけれど、右腕が使えないので一度肩にかけたらかけっぱなし。
どこかで立ち止まり一度降ろさないと中から物を取りだすことすらできなかったのだ。

そこでサコッシュを斜め掛けにしたら、あら便利!

かけたままで定期も財布もスマホも取りだせる。
ストラップを取り外せるタイプだと更に便利、というか絶対取り外せるタイプがよい。腕が動かない間はストラップを頭からくぐらせるだけでも一苦労なのだ。

難点は荷物が非常に限られることだけど、必要なものを厳選して荷物を減らして使用開始した。
・・・以後2か月半になるが、特に不自由なし。
ということは、今までどれだけ不必要なものを毎日持ち歩いていたんだろう。
はからずしも、通常持ち歩く荷物の断捨離にも効果があった。

そうはいっても、荷物が増えることもある。
そんな時はサコッシュダブル使い。こちらは腰に装着できるタイプにして、すぐに使わなくていいものを入れるようにした。
肩と腰に分散するので具合良し。

メインに使っているのはBRIEFINGのサコッシュ。

ほとんどマチがない薄いタイプなので購入後、失敗したかな、、と思っていたものだが、意外と容量があってとても使いやすい。

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マチがほぼなくて横から見るとぺたんこ。
でもそのおかげか、カジュアルよりの服装には大体似合う。

ミリタリーな人たちが好きそうなテープが縫い付けてあるので、マイバッグくらいなら中に入れずに外にぶら下げたり。

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薄いのでそのままトートバッグに放り込んでバッグインバッグ的な使い方もできる。

現在は右腕も自由自在に動くので、骨折前に使っていた大きなバッグやトートに戻ってもいいのだけど、この身軽な感じが気にいって通勤に使い続けている。
本当に骨折前に毎日持ち歩いていた大量の荷物はなんだったんだろう。。

②三角巾

「私骨折してるんです!!」アピールのため+骨折直後の身を守る防具として。

アピールしていると、駅などで避けてくれる人は一定数いた。もちろん間合いを取らずに突っ込んでくる人や狭いところで押してくるような人もたくさんいた。
やはり人は思っているよりも他人のことなんか見てないのである。

ただ、三角巾のおかげで買い物の時などは本当に親切にしてもらった。
鎖骨骨折はぱっと見どこも悪くないように見えるので、三角巾を装着していなければ、片腕がうまく使えずに何をするにも時間がかかる事が伝わらない。
(こいつ何をもたもたしてるんだ)と思われてしまうこと必須。
この白い布一枚まとうだけで殺伐とした世の中が優しい世の中に変わるので、ある程度腕の自由が利くまではぜひ装着をお勧めしたい。

鎖骨骨折を通じて三角巾を合計3枚手に入れたのだが、洗って殺菌してありがたく登山のファーストエイドの仲間に入れた。 

 

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 ③Healthy Back Bag

サコッシュダブル使いでも荷物が入らない時。

現在は右腕も自由に動かせるようになったので、普通にトートバッグも使用できるが、長時間の外出の間中、左肩にトートをかけるのはしんどい時もある。
Healthy Back Bagを散歩のときに使ってみたら非常に快適だったので、荷物多めの時は積極的に使って行こうと思う。
服装は限られるけど。 

 

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鎖骨骨折プレート手術後、ザックの代わりにHealthyBackBagで歩いてみた感想

ゆる山歩きはしたいけどザック背負えず…

鎖骨骨折手術後ほぼ2か月半。

極端に重いものをもたないことをのぞけば日常生活は通常通りにしてもよいと言われており、ゆるゆる歩き始めてみたい気分も高まってきた。
少し長い距離を歩きたい、となるとやはり雨具も防寒具も持ちたいしサコシュだけでは心もとない。
が、なにせ鎖骨にはプレートが入っている。
鎖骨にはまだ負担をかけない方がよさそうなので、通勤時も右肩にはショルダーをかけないようにしているほどだから、ザックは背負えない。
もし背負えたとしてもたぶんプレートにあたってかなり痛そうだ。

ヘルシーバックバッグ(HealthyBackBag)

そこで、以前、通りすがりの鞄屋で衝動的に購入したもののあまり使うことがなかったヘルシーバックバッグというのをひっぱりだしてみた。
ワンストラップショルダーのしずく型のバッグだ。

公式ページによると下記の特徴があるらしい。

・荷物の重さを左右対称に分散させるようにデザインされています

・ユニークなしずく型は、背骨の曲線に沿うように考案された形で、首や肩にかかるストレスを軽減してくれます

・ポケットは、荷物の重さを分散すると同時に優れた収納力が魅力です

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サイズは5種類あるが、私は1泊くらいの旅行にも使おうかなと思い一番大きいBigBagサイズ(20リットル)を購入していた。

157cm普通体系が肩にかけるとこんな感じで、かなり大きい。

 

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さっそく、ゆる山散歩にこれで出かけることにしたが、さすがに散歩程度には容量が大きすぎ、以下の持ち物を入れると無駄なほど余裕があった。

・ペットボトル
・傘
・貴重品(財布等)
・防寒具(念のため薄手のダウンベスト)
・ウィンドブレーカー的なもの
・行動食
・モバイルバッテリー
・メガネ
・地図
・その他コスメポーチや手ぬぐいなど

4時間ほど歩き回って使用した感想

・背負ったままくるりと前に回せるので、いちいち降ろさずに荷物を取りだすことができるので便利

・収納力は見かけより高い(さすがにBigサイズだから当たり前か)

・「荷物の重さを背中全体に分散させ」られているのかどうかはよくわからない。
4時間歩いても肩が痛い、とか重い、とは感じなかった。今回は荷物がたいして入っていなかったからかもしれない。

・ショルダーベルトが外せると装着しやすくていいな。ウォーキングや旅行の時は帽子やフードのある服装が多いので、ショルダーベルトを頭から通して背負うのは結構ストレスになる。

・ポケットがものすごく多いのは個人的には微妙

ポケットは数えてみたら14個はあり、さらにポケットの中もセパレートされているのでそれも数えたら20個くらいになるのかも。
これに分散させてモノを入れることによって荷物の重さを分散させるという効果があるらしいのだが、、、

あまりにもポケットが多くて何をどこに入れたのかわからなくなる。

特に私はごく普通のザックですら、どこに何を入れたのかわからなくなる人間である。
結局、ペットボトルと傘、貴重品のみポケットを使用し、後はメインにごっちゃりと入れてしまったので全然効能を生かせていない。
きちんと覚えられる人には活用できる機能なのだと思うが、ここまで多くなくてもいいんじゃないか。

まあ、ポケットは使いたくなければ使わなければいい。
その他、大きな不満は感じずに歩けたし、鎖骨にも負担はかからなかったようなので、次回はもう少し荷物を入れて歩いてみようと思う。

鎖骨骨折日記【29】安心して自宅ケアをさぼってた結果(鎖骨骨折88日目:術後85日目)

鎖骨骨折後八十八夜

88日というと「夏も近づく八十八夜」と口ずさみたくなる。
「八十八夜」は立春から88日目のことで、そろそろ夏の準備ですよ、という目安らしい。

骨折後の八十八夜は、ここ1か月ほどは腫れもすっかり引き、傷跡の治癒具合も停滞し、特に変化を感じられず。
一気に春から夏へ!という具合にはいかないようだ。

今日は久しぶりにリハビリに行ったが、腕を真上にあげるのにひっかかりを感じるほど固まってしまっていた。
肩凝りと鎖骨まわりのこわばりがひどい状態だ。首どころか顎から首を通じて前は鎖骨、後ろは肩甲骨のあたりまで一体化している感じ。剣闘士?騎士?がそんな感じの部分鎧をつけてるなあ、と思う。

 最近は自宅でのケアをさぼりがちになっていた

変化のなさにちょっとあきてきた

リハビリ開始当初は、毎日のように目に見える進化があって励みになったが、最近は変化があまりないので何となくモチベーションが低下。手術後すぐに可動域がほぼ回復したし、腕は真上にあがるしね、という慢心もあったかも。
安心しすぎて180度あがらなくなっていたことにすら気づかなかった。

生活時間の変化

新型コロナウィルス感染対策として、職場でもテレワークとシフト出勤が進み、かなり出勤している人が少なくなってきた。私自身はテレワークができない職種なので、遅めの時差出勤でオフィスに出ている。

遅めに出勤=朝は時間がある。
はずなのだが、なぜか朝時間があっても建設的なことがなかなかできない。
怠け者の私は、起きてはみるものだらだらベッドの中で過ごしたり、朝食をゆっくり食べたりと、結局いつもやってることしかしないで過ごしてしまうのである。
夜は帰宅が遅くなるので、今までやっていたこと=風呂上りや寝る前のゆったりしたストレッチやリハビリ運動ができない。
風呂からあがると疲れてすぐ寝てしまう。。

そんなこんなで、すっかり自宅でのリハビリ運動をさぼっていたら肩から首ががっちがちになってしまった。ただでさえ仕事が忙しくて肩が凝りがちなのに、ひどいこわばり用で、うがいをする時に真上を向けないほどだ。

さすがに自宅でのケアをさぼりすぎと反省。 

 

鎖骨骨折日記【28】鎖骨下の感覚はなかなか元には戻らない(鎖骨骨折76日目:術後73日目)

リハビリ。

最近、腕は付け根に多少痛みはあるものの、ほとんど躊躇なく真上まであげられるようになっているため、施術はこわばりを取り筋肉を回復するメニューにシフトしてきている。

顎あたりから首がぱんぱんにつっぱって辛いのだが、今週は新型コロナ対応のテレワーク用パソコンの準備等に追われ非常に仕事が忙しかったせいか肩甲骨のあたりまでぱんぱんがつながって、鈍い痛みがある。

上半身の右側が一体化して鎧みたいに感じる。

鎖骨の下は相変わらず固い。
手術直後から違和感があるというかちょっと鈍い感覚も、かなり和らいだとはいえまだ残っている。
鎖骨の下に鋭い感覚が必要か?と言われるとたいして必要ないし、あえて触れてみないと感覚が鈍いことすら忘れているような部位なんだけど。骨折前と違う感覚はやはり気になるものである。

鎖骨の周りと付け根をほぐしてもらい、肩甲骨をよせる=鎖骨を開く運動。ひじを体から離さないのがコツ。
終了後はかなり楽になっていた。

鎖骨骨折日記【27】鎖骨骨折して一番困ったのは癖毛を乾かすことだった

鎖骨骨折直後を何とか乗り切り、平常運転になってから困ったことは多々あったが、個人的になんといっても一番苦しんだのは髪の毛に関することだった。

鎖骨骨折して一番困ったことはシャンプーブローだった

シャワーがあるという有難さをかみしめる

シャンプーブローと言いつつ、実のところ左手を駆使すればシャンプーはなんとかできた。物足りなさはあるものの、時間をかけてゆっくり洗い、シャワーがあるからなんとかなる。

問題はブローだった。

そういえば、数年前に某東北のとある温泉ホテルに泊まったら、今時珍しくシャワーがなかった。カランはあったので、めんどくさかったけど久しぶりに桶を使って洗髪し湯船でくつろいでいたら大学生くらいのグループが入ってきた。

なんか騒ぎ出したのでぼんやり聞いていると、、どうやらシャワーがなくて戸惑っているのである!

「どうしたらいいの」「わかんなーい」とひとしきり困り果てた後、遂に一人が勇気を奮って?言った。

「私、やってみる!!」

それは果敢に宣言した、と言ってもいいぐらいのきっぱりした物言いだった。
そして、その後も彼女たちはきゃっきゃ言いながらも頑張って髪を洗えたようだ。
良かった良かった。
そうか、最近は「秘湯の宿」でも洗い場にはほとんどシャワーあるものね。若い子はほとんどシャワーなしで入浴したことがないんだろうな。
初めての体験に、はしゃぐ彼女たちはちょっと楽しそうだった。
帰宅した後もしばらく家族や友人と盛り上がるんだろう。

…というわけで、シャワーという大変便利なものがある為、鎖骨を骨折しても髪は洗えたのである。

利き手でもない片手でブローする難しさ

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私は広がる系のくせ毛で、乾かすだけなら片手でもできるけど、両手を使わないとブローは不可能だ。しかも自由に使える片手は利き手ではない。
ドライヤーを固定してみたけれど状況は厳しい。

 癖毛の人ならわかってくれると思うけど、「乾かす」と「人前に出られる程度にブローする」は違う。

ドライヤーの風を無防備に浴び、あおられまくり爆発した頭は、綿あめのようだ。我ながら感心するほどふっくらと空気を含んで上にも横にもふんわりと。。
短髪の男性や、ロングでもざっと乾かすだけで爆発しないサラサラの髪質の人にはたぶんわからないかもしれない。 

せめて、長さがもう少しあればハーフアップにするとかひっつめちゃうとか(そもそも片手ではできなかったと思うが)ごまかせたかもしれない。

せめて、夏だったらなんと頭頂部だけ乾かして後はオイルでもつけて自然乾燥で何とかできたと思う。

が、昨年末にショートボブのすそにだけ癖毛となじませる感じでパーマをあてたところだった。
そして、時は冬。。

通院の時は、ニット帽を脱がずに過ごしたが、さて出勤日はどうしよう。

いっそ前髪だけ残して坊主にしようか。
大五郎カット(例えが古すぎるけど、ほかに思いつかない)にしてしまえばシャンプーも余裕。
職場でもニット帽をかぶり倒して「骨折時に頭も怪我をしましたので、よろしくどうぞ!」と押し通そうか、、

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なかなかナイスアイデアかも。
帽子の下でも衛生的だし。
春になるころにはベリーショートになるでしょう。
綿あめ頭を前に追い詰められたが、結局プロの手を借りることで乗り切ることにした。

*今考えると、別に大五郎カットにしなくても「頭怪我しました!」と言い切ってニット帽かぶってればよかったのだ。人間追いつめられるとろくでもないことばかり考えるものだ。

鎖骨骨折日記【26】術後約2ヶ月の状態と捻挫の定義(鎖骨骨折69日目:術後66日目)

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鎖骨骨折手術後ほぼ2ヶ月の診察とレントゲン

久しぶりの診察。

レントゲンはぱっと見、手術直後と変わり無さそうに見えたが、医師によると少し骨がついてきているらしい!

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パズルのように繋げた部分の端っこのちょっとギザギザに見えたところに白い影。ほっそーい黒い筋のような部分が骨折した筋らしいが、そこも白く埋まってきている。

 鎖骨が細くて骨付きが悪いかも、と言われて心配していたので、ほっとした。
あと一か月は重いものは持たないことを心がける。
腕の上がりも上々とのこと。

右足首の痛みについて相談

鎖骨骨折とはまったく関係ないのだが、時々突発的に右足首が痛むことがあり、そのうち病院に行こうと思っていたので、良い機会だと相談してみた。

・かなり前から、急に右足首のくるぶしあたりが激しく痛むことがある
・発生すると歩けなくなるほど痛みが強いが、おさまるとケロッと治って走っても平気
・登山を始める前から起こっている
・ヒールのあるサンダルを履いているときに多いような気がする
・子供のころから右足首をまわすとぽきっと鳴る感じがする

右と左の足首を確認した医師によると「靭帯がゆるいのではないか」との診断だが、念のため次回の診察時に左右のレントゲンを撮ることになった。

捻挫についての誤解

診察後はリハビリ。

担当の理学療法士に足首の話をすると
「よく捻挫しますか?」と聞かれたので
「1度もしたことない」と答えると、ものすごく驚かれてしまった。
「本当ですか?僕なんか毎月1回はしてますよ」

 月1で捻挫するなんて、そっちの方が驚きなので詳しく聞いてみると、
どうやら腫れたり動けなくなったりするような状態ではなく、足首をひねっただけのことを「捻挫」というんだそうだ。
それを捻挫というなら、私は毎月1回どころか2,3回してるかも。
そして確かに左足首はほとんどなく、たいてい右足首だ。

 手術後ほぼ2か月の傷口

手術後ほぼ2か月たったので久しぶりに傷口をじっくり見てみた。
傷口が落ち着いてからはあまり変化がないような気がする。
引き続き傷口ケアのアトファインを貼る。

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今日診察の際、医師にプレート除去の時は同じところを切ってもらえるのか聞いてみたら笑われた。

「希望があれば違うところを切ってもいいですよ?」

同じところを切るのがあたりまえらしい。
線路にはならないようだ。

 

鎖骨骨折日記【25】鎖骨骨折した直後に激しく困ったこと

鎖骨骨折手術後は日常生活にはそんなに困っていない

これを書いている時点では日常生活はほぼ差しさわりなく過ごしている。
人生初骨折をきっかけに様々な部位を骨折した人のブログを目にする機会があったが、英文直訳的表現で言い表すと、

「骨折の中で全治までの日常生活にて支障が少ない骨折の1つは鎖骨骨折ではないか」と思うようになった。

但し手術で治療した場合だけど。
保存療法の場合は、頼もしくはあるが装着に難ありの相棒:クラビクルバンドと付き合うのは文字通り骨が折れるからだ。

それでもどうやら2か月くらいで「あばよ相棒!」できるみたいだし、松葉杖なし、三角巾なし、ギプスなしで暮らせるわけである。
手術をした私はあっという間に自由の身になり、
今のところ、

・重いものを持てないこと

・見た目が健康時と変わらないので職場で重いものを他の人に持ってもらっているのが下僕を従えた女王様のように見えるらしいこと

ザックが背負えないこと

以外特に困っていることはない。

鎖骨骨折直後に直面した難題

がしかし、鎖骨骨折した直後には非常に困ったことがいくつかあった。
折った方の腕が動かせないので不自由したのは当たり前だが、なんとか左手で時間をかけたり他の人の力を借りてカバーできた。が、左手の力及ばずとにかく困り果てたことは色々あった。

①被りの服の脱ぎ着ができない

地獄のような痛みを耐えに耐えて自宅までたどり着いたとき、私が上半身に着ていたのは下着以外3点。
・アークテリクスのアトムLT
・ブランド不明、登山開始した当初に購入した薄手ウール長袖カットソー
・モンベルのメリノウールMW長袖
アトムをそろりそろりと脱いだ。
もちろん痛かったけどこれは問題なし。

次にウールのカットソーを脱ごうとしたが、、この瞬間とんでもない激痛が貫いた。
左右どちらの腕からやっても、胴を先にずらしても、首から抜こうとしても、モンベルと一緒にずらしても、激痛が走る。

ありとあらゆる方法を試したがだめ。

というかもう、何してても痛い。さっさと横になりたい。。

力尽きた私は遂にカットソーを切る決断に達した。
幸運?だったのは、このカットソーがかなり古びてきていて、そろそろ2軍落ちかなあと思っていたことだった。
*2軍落ち:外出時には着ないけど、家着にして更に着たおすこと

前身頃にざっくりハサミをいれる。

あ。ちょっと気持ちいいかも。(変態?)

そしてこの瞬間、すとんと腑に落ちた。
登山のファーストエイドにいれておくハサミを「布が裁断できるもの」にしておく理由が!
これまで数種類の薬とばんそこうくらいしか登山の荷物には入れてなかったのだが、昨年の末たまたま「そうだ、ファーストエイドをちゃんと揃えよう!」と思いたち、山雑誌やネットの情報を参考にして揃えた中に「ハサミ」があった。
布が切れるものはどうしても大きく重くなるから迷ったのだけど、魔が差した、、じゃなくて、虫の知らせであろうか、ちゃんと布が切れるものを購入していたのだ。
ちょっと大きいけど、ファーストエイドには絶対あれを入れよう、と誓う。
 ↓ その時購入したあれ

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ざくざくとちょっと快感を感じながら古ウールカットソーを切って脱ぎ、最後にモンベルのめりのウールが残った。
これはまだまだ新しいしなんとか切らずに乗り切りたい!

再び痛みを耐えながら身をよじる、、と、脱げた!
こちらは素肌に着ているせいか滑りがよく、なんとか痛みをこらえながらつるん!と無事に脱ぐことができた!


②コンタクトレンズが外せない

モンベルを救えたあとはほぼ左手のみで顔を洗い、最後にコンタクトレンズを外そう。
するとなんと!
激痛で右手が顎までしか上がらず眼球に届かない。。

使い捨てソフトレンズなので、割れようが飛ぼうが落ちようがとにかくはずせればよいのだが、手が届かないことにはどうしようもない。 

使用しているのは潤い重視のタイプ。
以前使っていたものより本当に眼が乾かなくて快適なのだが、なぜか目玉にぴったりフィットして両手でないと外せないのだ。
通常は両手の中指2本ではさむように外している。
背中を丸めて首を曲げ、なんとか眼と手を近づけようとしたがまたしても激痛にさいなまれ断念。
仕方ないので左手だけで外そうと試みる。
眼球に爪が刺さりそうになったので爪を切る。私はもともとかなりの浅爪で、うんと短く切っても指の先端より爪が飛び出てしまうほどである。
その浅爪の指の腹でレンズをとらえる。
はずれない。
目薬さす。
はずれない。
ぬるま湯をコップに入れ、中で眼をぱちぱちさせてみる。

はずれない。。

充血が激しくなり、眼球が痛みなんだか熱くさえなってきた。
今日は早朝からレンズをはめっぱなしでもう真夜中だ。レンズは眼球と一体化したかのようにぴったりと張り付いてうんともすんともずれてくれない。

このままはずさずに寝てしまったらどうなるんだろう。たぶん一晩くらいつけっぱなしでも大丈夫だろうけど、もともと眼はあまり良い状態じゃないので何とか避けたい。

これはウールが脱げないなんて言ってる場合じゃなかった。整形の緊急診療へ行くことはあきらめていたが、それよりも眼科の緊急外来に行った方がいいんじゃないか
まじでそう思った頃、

はずれた!!
はずれた!!

大げさかもしれないが、これが鎖骨骨折をめぐる出来事の中で1番嬉しかった瞬間かもしれない。
そして、今後は骨折する可能があるアクティビティに参加するときは、外しやすいタイプのコンタクトレンズにした方がいいかも、とかなり本気で考えている。

 

鎖骨骨折日記【24】今の私(の骨)は3年前の私じゃない(鎖骨骨折60日目:術後8週間)

骨だけじゃなくまわりの筋肉もボロボロずたずた

今日もリハビリのみ。

まずは恒例の万歳チェック。
最初はいつものように右腕が真上まで少しだけ届かない。が、おそらく帰るときは完全なる万歳ができているはず。

1年後?にプレートを抜く手術を受けた後も今のようにしばらくは腕があがらなくなるのだろうか、と気になっていたのでマッサージをしてもらいながら担当理学療法士に聞いてみた。

嬉しいことにプレート除去後はすぐに腕が動かせるはずだとか。

骨折後は折れた骨から出血もしているし、まわりの筋肉や組織も激しく傷ついているから動作も難しくなっているが、プレート除去する頃はまわりの組織は修復されている。異物を取り除いて縫い合わせるだけだから手術の傷がふさがれば問題なく動かせるはずということ。

確かに、骨が皮膚を破って出てくるような骨折ではなかったから、外から見ると打ち身の内出血があり腫れていただけに見えたが、中はぐっちゃぐちゃになっていただろう。骨ばかり気にしていたが、転移も大きく第三骨片もあったんだしさぞひどく傷ついていたに違いない。

というか、まだまだ傷ついているのかもしれない。

そして今は、死んでしまった骨折部の細胞が新たな骨に生まれ変わっていく過程のはず。

骨は常に入れ替わっている

理学療法士によると、骨は骨折時だけではなく常に入れ替わっているらしい。
はっきりとは言えないけど、とのことではあるが、おおよそ3年くらいですべて入れ替わるみたいだ。

 

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ということは今の私は3年前の私じゃないのだ!(骨だけは)

3年前と比べると新しく生まれ変わった私なのに全然そんな気分じゃない、むしろ老朽化した気分なのはなぜ

子供は古い骨を壊すより新しい骨を作る方が速いので、成長していくし骨折してもあっという間に治るのだ。
大人になるとそのスピードが均衡になり、、やがて高齢になると逆転するのでいくら入れ替わっていても徐々に骨が弱くなっていくということね。

私は今どのあたりにいるのか。。

入れ替わってもフレーッシュな気分にならないということは、そろそろ破壊スピードが再生スピードを追い越しつつあるのかもしれない。

ちなみに骨粗鬆症の骨のイメージは、正常な骨が新品のスポンジだとすると使い込んでふなふなになったスポンジだそうな。なるほど。。

そんな話を聞きながらのマッサージの後、いくつかの運動をし、最後にもう一度万歳。

余裕で完全なる万歳完成! 

ここ最近、顎の下あたりから鎖骨にかけての首がつっぱって辛かったが、帰るときはかなり楽になっていた。

鎖骨骨折日記【23】手術の傷口を少しでもきれいに治すために専用テープ導入

鎖骨骨折手術の後は意外と目立つ

鎖骨骨折手術2週間後で防水テープが取れたあと、しばらくは傷口を特にカバーしていなかった。

しばらくの間通勤も含めずっとパーカーを着て暮らしていたので気にならなかったのだ。なんたってファスナーで着脱らくちん、襟が立って傷跡も見えなくて便利だった。が、パーカー生活をやめて普通の服を着るようになると鎖骨というのは思っていたよりも目立つことがわかった。

襟の開いた服以外では見えないような気がしていたのだが、クルーネックのカットソーを着ただけでも傷口の端が見えてしまう。
もう少し傷が目立たなくなってしまえば見えてもまあいいかな、と思うのだが、今のところまだ赤い傷は生々しすぎるし、少しでもきれいに治るようにしばらくの間はテープでカバーすることにした。

傷口専用テープ:アトファインTMを購入

傷口をきれいに治すためには物理的な刺激(摩擦や引っ張られること)と紫外線を避けることが大事ということで、どうせやるなら少しでもきれいに治るよう専用のテープを購入。

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ニチバンのアトファインTM

SサイズからLLサイズまであり。
「傷あとが皮ふの動きで引っ張られないように、テープは伸縮しない基材を使用」していると書かれている。
伸びないテープというのは貼りやすい。
傷の上にそっと真上からかぶせるように貼る。

普通のサージカルテープより高いが、はがれてこなければ5~7日間貼ったままでいいので楽ちんだしコスパもそう悪くないと思う。

鎖骨手術の傷口サイズ的にはMサイズ1枚でちょうどカバーできるのだけど、超音波をあてるために真ん中あたりを開けておかなければならない。
Sサイズを2枚貼り、超音波ピンポイントのバツ印の上は開けておくことにした。
もちろん、毎日貼りなおして超音波を当てればいいのだがめんどくさいしもったいないし、7日間もつものを毎日はがすとむしろ「物理的刺激」になるのでは、と思う。

傷口ケアを終了する目安は赤みがなくなり肌の色に近くなるまで。個人差があるが3か月から1年程度。

あれ?

1年程度たったら、またプレートを取り出す手術する(つもりだ)から、また傷口できるんじゃない?だったらそれまでの第一次傷口はケアしなくてもいい…??
いやいや、どうせ切るにしろ土台はキレイにしておくに越したことはない、、よね。
よね?

というか、第二次傷口を作るときは、今の第一次傷口の上をそのまま切ってくれるんだろうか。

よもやパラレル傷跡になったら線路みたいで嫌だなあ。
次回の診察時に医師に確認しておこう。

鎖骨骨折日記【22】リハビリにもコロナウィルスの影響(鎖骨骨折51日目:術後7週間)

テニスボールは色々役立つリハビリの友

今日もリハビリのみ。

いつもリハビリルームの受け付けには女性事務員がいて受付や血圧測定をしてくれるのだが、今日はみたことのない中年男性がスタンバっていた。
新型コロナウィルスの影響かもしれない。
がんばっているものの慣れていないせいかどうも手際が悪い。
奥から理学療法士が出てきてフォロー。

自宅で自分なりにマッサージしていても、かたくなっている肩まわりを魔法の指先でほぐしてもらう。痛いけれど帰るときには突っ張る感じが薄れて本当に楽だ。

今日は、骨折後初めて折れた右側を下にして横になるように指示された。
恐る恐る体の右側を下に横になっていく。腕は脇の下を90度開く感じでまっすぐベッドの上に伸ばす。大丈夫ですよ、と言われたが、ちょっとびびる。
肩や腕の付け根の下にテニスボールを置いてコロコロ体を揺するといい感じに効いてきた。

自分でその辺りをマッサージしてねと言われているが、どうも仏心が働いているようであまり押せないのだが、この方法だと体重が乗っかるのですごく効く。
以前聞いた肩凝りの元凶部分もこれだと更に効く。

肩と鎖骨と首の間あたりに、普段は痛まないが指を入れられるとめっぽう痛いゴールデンポイントがある。
ここもテニスボールで。
全然効かない!と思ったら、理学療法士に押す方向を直された。
効く!ちょっとした方向転換や押方のコツで効果倍増。

チューブに仰向けになり、背中を転がす感じで左右に体を降る。背骨から肩甲骨をはがすイメージで腕の上げ下げ。背骨を浮かせないのがなかなか難しい。

ゴムベルトを浸かってインナーマッスル鍛える運動を二種類。

手を組んで天井に突き上げ、そのまま左右からだを倒す。
このストレッチは骨折前に時々やっていたなあ。
やっとこれができるところまで回復したか。。ちょっと感動。

最後に色々な方向から手をあげて万歳。
下から突き上げるように真上にあげると。ほぼ180度OK。
横からもゆっくりやると真上まで上がる。
前へ倣え!の姿勢からやるとあと少し到達しない。ゴールデンポイント当たりがつっかえてる感じだ。

そして、今日は全体的に患者が少ないなあと思っていたら、やはり新型コロナ対応のため、密集度を低くしてるそう。
受け入れ数を減らすため、次回の予約は2週間後になってしまった。
 日数が開くのでガチガチにならないよう自分で励まなくては。