鎖骨骨折して良かったことはあるのか
鎖骨骨折して良かったこと、、というのも変なのだけど、
骨折してひとつくらいは「災い転じて福となす」的な事はないものだろうか考えてみた。
当初の予定では「両利きに」とまではいかないまでも、「左手を器用に使いこなす」くらいになっているはずだったのだが、これは瞬時に挫折した。
何かいいことなかったかなあ。
そうだ、鎖骨について知識を得た。
鎖骨骨折しなければ一生身についていない知識?雑学?だけど、良かったことというほどのもんではない。
猫好きの方には怒られそうだが、猫に可愛さと底知れぬ不気味さが同居している理由が腑に落ちた気がする。
そんなことよりもっとぐっと良かったことはないのか。
なかったか。。
あった!
ひとつだけ!
鎖骨骨折により仰向け寝を余儀なくされた結果
私はもう思い出せないほど何十年も「仰向けで」寝ることができなかった。
「常に右側を下にして丸まる」姿勢。
いつからかは思い出せない。
幼少の頃は仰向けで寝ていたと思うけれど、ふと気がつくと横向け寝。
中年になった今、それはもう人生のほとんどを占めており、
幾夜とも知れず繰り返し、、
肩が内側に入るとか体が歪むとか顔の骨だって歪むかも、など気になりつつも、仰向けに寝られなかった。
いや、目覚めた時には仰向けになっていることは多々あるので、正確に言えば「仰向けで寝付く」ことができなかった。
なので、鎖骨骨折した時は眠ることができないのではないか、と非常に心配した。
ところが。
ところがどっこいである。
いざ、仰向けに寝てみたら、、、
全然問題ない。
普通に寝つける。
なんだったのか、あのこだわりは。
「仰向けで寝付くことができない」と思い込んでいただけなのか。
今では右側を下にして横になれるようになった。
が、このままなるべく仰向け寝を続けようと思う。
横向き寝とあおむけ寝のどっちが体にいいのか、体の歪みにつながるかどうかは本当のところはわからないが、カバンですら毎日同じ肩にかけない方がよい、とか、同じ側の脚ばかりを組むな、とかいわれるし。
毎日同じ方向を下にして寝るよりは仰向きの方がきっといろいろ良いに違いない。
それにしても思い込みって怖いですね。