骨だけじゃなくまわりの筋肉もボロボロずたずた
今日もリハビリのみ。
まずは恒例の万歳チェック。
最初はいつものように右腕が真上まで少しだけ届かない。が、おそらく帰るときは完全なる万歳ができているはず。
1年後?にプレートを抜く手術を受けた後も今のようにしばらくは腕があがらなくなるのだろうか、と気になっていたのでマッサージをしてもらいながら担当理学療法士に聞いてみた。
嬉しいことにプレート除去後はすぐに腕が動かせるはずだとか。
骨折後は折れた骨から出血もしているし、まわりの筋肉や組織も激しく傷ついているから動作も難しくなっているが、プレート除去する頃はまわりの組織は修復されている。異物を取り除いて縫い合わせるだけだから手術の傷がふさがれば問題なく動かせるはずということ。
確かに、骨が皮膚を破って出てくるような骨折ではなかったから、外から見ると打ち身の内出血があり腫れていただけに見えたが、中はぐっちゃぐちゃになっていただろう。骨ばかり気にしていたが、転移も大きく第三骨片もあったんだしさぞひどく傷ついていたに違いない。
というか、まだまだ傷ついているのかもしれない。
そして今は、死んでしまった骨折部の細胞が新たな骨に生まれ変わっていく過程のはず。
骨は常に入れ替わっている
理学療法士によると、骨は骨折時だけではなく常に入れ替わっているらしい。
はっきりとは言えないけど、とのことではあるが、おおよそ3年くらいですべて入れ替わるみたいだ。
ということは今の私は3年前の私じゃないのだ!(骨だけは)
3年前と比べると新しく生まれ変わった私なのに全然そんな気分じゃない、むしろ老朽化した気分なのはなぜ。
子供は古い骨を壊すより新しい骨を作る方が速いので、成長していくし骨折してもあっという間に治るのだ。
大人になるとそのスピードが均衡になり、、やがて高齢になると逆転するのでいくら入れ替わっていても徐々に骨が弱くなっていくということね。
私は今どのあたりにいるのか。。
入れ替わってもフレーッシュな気分にならないということは、そろそろ破壊スピードが再生スピードを追い越しつつあるのかもしれない。
ちなみに骨粗鬆症の骨のイメージは、正常な骨が新品のスポンジだとすると使い込んでふなふなになったスポンジだそうな。なるほど。。
そんな話を聞きながらのマッサージの後、いくつかの運動をし、最後にもう一度万歳。
余裕で完全なる万歳完成!
ここ最近、顎の下あたりから鎖骨にかけての首がつっぱって辛かったが、帰るときはかなり楽になっていた。