鎖骨骨折日記~めざせ登山ザックを背負える日

初めての鎖骨骨折から登山用の重いリュックを背負って登山復帰するまでの記録

鎖骨骨折日記【36】前倒し抜釘手術へのドキドキ試練:CT撮影(鎖骨骨折252日目:術後249日目)

鎖骨骨折後8か月少々のCT撮影

本日はCTのみ。

はりきって早めに行ったら30分近く早く着いてしまったのだが、前倒しで対応してもらえ15分ほどで終わった。

CTを受けるときはいつもSF映画で宇宙船に用意されているスリープ装置を思い出す。猿の惑星(古過ぎ)とか、エイリアン(古い)とか。
カプセルではないし、フタをされるわけでもないんだけど、なんとなく。

 

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あのドーナツのような機械がSFっぽいのだろうか。

台の上に寝て簡単にベルトで固定されると、ドーナツ輪状の機械の中に入っていく。ドーナツの内側がものすごい高速できゅいーーんと回る。

これだけであの3D画像が撮れるなんて本当に不思議だ。

ある程度回復した鎖骨骨折は治癒の状態がさっぱりわからない

通常は1年程度での抜釘手術らしいが、今日のCTで骨融合の結果がよければ予定より早めの抜釘手術をしてもらえることになっている。
前回(7月)の診察時にちょっと押してみた結果である。

 

fraktur.arukuyo.com

 

なんでも言ってみるものだ。

7月の診察以降2ヶ月。
特に状態に変わりはなく、「バッグのストラップがプレートが入っている部分にあたるとき以外は」骨折したことを忘れて暮らしていた。

正直、こんなに通常通りなのに骨がくっついてないなんて信じられなーい!
と思っているくらいだ。
・痛みがない(骨折後の途方もない痛みからは手術後すぐに解放された)

・可動域も問題なし(幸い可動域はあっという間に回復した。マッサージをしまくったせいか、肩甲骨のあたりなどは骨折前よりもなめらかに動いているのではないかと思うほど)

・日常生活に差しさわりなし(腕を90度以上あげてはいけなかったり重いものが持てなかった最初の数か月を超えると日常生活は元通りに戻った)

痛みや体の動き、皮膚の上から見る状態からも治癒の状況がさっぱりわからない、骨折とは難儀なもの。一見治癒したように思えても年単位かかるというし。

とりあえずCTがあってよかった。

1年様子見て開いてみたら、
「あれ!まだくっついてなかった!ごめんね、閉じとくねーっ」
なんて悲しい事故は避けられるものね。

私のか細い鎖骨は融合しているのだろうか。
人事を尽くして天命を待つ、といえば大袈裟だけど、やれることはやったし後は待つだけ。

…この感じはなんだか懐かしい。
受験の時みたい。

試験を受けて結果を待つというドキドキ気分を久々に味わっている。