鎖骨骨折日記~めざせ登山ザックを背負える日

初めての鎖骨骨折から登山用の重いリュックを背負って登山復帰するまでの記録

鎖骨骨折日記【43】抜釘手術後2週間。赤ずきんの狼のおなかに思いをはせる(鎖骨骨折279日目:抜釘手術2週間目)

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抜釘手術後2週間。鎖骨付近の違和感の原因は?

抜釘手術直後は「本当に手術したの?」と疑うほど痛くなかったのに、ここ数日は傷口なのかその周りなのかよくわからないが、

いがいが?
ちりちり?
ぴりぴり?

といった感覚があった。
手術の傷口そのものなのか、ぱっつんぱっつんに貼られている防水テープが悪いのか、わからないまま、術後2週間の診察に行った。

 

既に皮膚と一体化したかのような防水テープをべりっと剥がしながら医師が言った。

「あ、ちょっとかぶれてますね」

私は肌の強さには定評があり、どんな化粧品を使おうがテープを貼ろうがかぶれたことなどほとんどないのだが、、確かに今回はテープの境目あたりが痒かったような気がする。

痛痒いような違和感は傷口ではなくてこのかぶれが原因だったよう。

更に防水テープの下の白いテープを剥がされ、いよいよ傷口が現れた!
(らしい。鎖骨はどうしても自分では見えないのだ)

「傷口はすごくいいですよ!きれいにふさがってますね」

傍で見ていたナースもうんうん、と頷いている。

傷口がきれいにふさがったので、とりあえず今日で継続的な診療は終了となった。
あっけないほどの幕切れである。
念のため年末にレントゲンを撮るそうだが、それまでは傷口にばい菌がはいって化膿するとか、痛むとか、心配なことがあれば受診する。
特に問題なければ自由に過ごしてかまわない。

抜釘手術後の骨の状態と今後の過ごし方

折れた部分は接合しているが、ボルトがささっていた穴のせいで強度はまだ完全ではない。徐々に埋まっていくが、完全に治癒するまでには3か月程度。レントゲンで見ても消えるまでには約半年かかる。
それまでは日常生活は普段通りでよいが、スポーツなどは無理しないよう気をつける。

・入浴OK
・抜釘後のリハビリは特に必要ない。
 手術後あまり動かしていない場合は、筋肉が固まっているかもしれないので
 急に無理はしないように。
・非常に重いものはしばらく持たない。
・スポーツはできれば3か月後からにした方がいい。
 実際、学生など部活をやっている若い子は再骨折するケースが多い。

そうして年末まで過ごし、、

年明けからは完全に治ったと思っていい!

 

抜釘手術2週間後の傷の状態

帰宅後は鏡を見てじっくり傷口とご対面。

初回は非常にドキドキしたものだが、2回目なのであまり驚きはなく、それよりも、テープかぶれ部分の方が気になってしまう。
プレートを入れた手術の後も同じように防水テープを貼って過ごしていたのにまったくかぶれはなかったが、今回は首に近いあたりが赤くなり小さいブツブツができている。

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真冬の前回と比べると、涼しくなってきたとはいえまだまだ暑く汗をかいたことや、今回は自分で洗髪していたのが原因だろうか。

防水テープ部分に水がかからないように洗うのはなかなか大変だし、シャンプー剤やせっけんが残ってしまったのかもしれない。

 

fraktur.arukuyo.com

 

もし真夏に骨折していたらさぞや不快な日々だっただろうな。
さらに固定療法で治療となっていたら、灼熱の毎日の中、あのクラビクルバンドを背負って生活しなければならないのだから。。

ああ、真冬に骨折してよかった、としみじみ思う。
不幸中の幸い。

首の付け根あたりがややかぶれているが、傷口自体は今回も大変きれいだ。
まだ2週間なので、切開したラインに沿っては軽く赤く腫れている。

1回目に切った上をきれいにまた切って縫うのは結構難しい、と医師が言っていたが
今のところ大変満足な状態である。

肩の近くなどはほんとにきれいにふさがっているように感じる。

とはいえ、やはりこのままどぶんとお湯につかるのはなんとなく不安。
医師を疑うわけではないけれど、
ざっくり切って、中から物体を取り出して、また縫い付けてるんでしょ?
本当にそんなに短期間でふさがるのだろうか。
でも、「赤ずきん」の狼なんか、おなかに石ころ詰めて縫われて速攻自由に動き回っていたっけ。

…大丈夫なのかもしれない。

いや、やはりしばらくは鎖骨下まで浸かって過ごすことになりそうだ。

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