鎖骨骨折日記~めざせ登山ザックを背負える日

初めての鎖骨骨折から登山用の重いリュックを背負って登山復帰するまでの記録

鎖骨骨折日記【21】万歳がほぼ完成(鎖骨骨折38日目:術後5週間目)

ほぐしてもほぐしてもこわばる鎖骨の下

リハビリ。

まずは腕を自力であげ、どこまで可動域を確認。
痛くはないがこわばりがあり130度くらい?しかあがらない。

そのあとは今日もマッサージからスタート。
肩甲骨まわりとと首の付け根はめちゃくちゃ気持ちいい。
毎日かよいたいくらいだ。

腕の付け根と鎖骨下は相変わらず痛い、痛い、痛すぎる。
鎖骨の下は間違えてここにプレート入ってるんちゃうん?と思うほど固い。
自分でも自宅でテニスボール使ったり、湯船に浸かりながらほぐしてるけど、なかなか柔らかくならない。リハビリに来てマッサージしてもらい少し柔らかくなってもすぐにまた固くなってしまう。
しぶとい。

腕を前から横からそれぞれ上げてみて突っ張る部分を更にほぐしてもらい、立って確認。来たときよりもぐぐっとあがってきた!

そのあとはゴムベルトを使う運動2種類。二の腕に効きそう。
壁に向かって近づけるだけ近づいて立ち、手を壁に沿わせてあげていく運動。指先で壁を軽くとんとん、と叩くような感じで手をあげていく。
これは簡単で効果も目に見えるのがなかなか良い。
家でもやってみようと思う。

もう一度万歳すると、あと少しで180度あがりそう。
最後に両手を組んで上にあげてみて、と言われ、やってみると。

180℃まであがった!
万歳できた!
久しぶりに頭の真上まで手が上がり気持ちがいい。

 

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「左腕の力をを借りれば180度まで上がるんだから、可動域は問題ないですよ。あとは筋肉を回復させれば大丈夫」

数週間使わなかっただけで筋肉はやはり弱ってしまうようだ。今でもなんとなく右腕を使うことを躊躇してしまうのだが、重いものを持つことと体重をかけること以外ではきちんと仕事をさせようと思う。

鎖骨骨折日記【20】グルトさんとは誰なのか(鎖骨骨折34日目:術後31日目)

骨折治癒の目安:Gurltによる各骨の平均癒合日数

久しぶりの診察とレントゲン。
まずレントゲンを撮ってから診察室へ。

 術後31日…ほぼ1ヶ月たった。
31日は1ヶ月だが同時に4週間ちょっとである。

これ大事。

というのは、骨折治癒の目安の一つに「Gurltによる各骨の平均癒合日数」というものがあり、それによると鎖骨は4週間とあるのだ。

実のところは癒合日数とあるけれど、「最良の状態で仮骨が形成されるまでの最少期間」を表していると考えられているらしい。

よくわからないけど、最高に良い状態であれば最速で仮骨が現れるのは鎖骨の場合は4週間だ、ということだろう。
私の場合が最良のはずはないけど、ま、やっぱり気になるじゃないですか。

それにしても「グルトの骨癒合日数」というのは骨折の治癒について検索しているとぽろぽろ出てくるが、グルトグルト、、グルトさんて誰なのさ。
というか、そもそも人名なの?
全然情報がない。

こういう事が気になって仕方がない私がやっと見つけたWikipedia情報によるとグルトはやはり人名で、Ernst Julius Gurltさん。19世紀のドイツの外科医らしい。
ああ、すっきり。
いかにも19世紀ドイツの外科医っぽい肖像である。(ドイツの文学者または作曲家または化学者または教育者、といっても納得だけど。)

en.wikipedia.org

 

グルトさん以外にもコールドウェルさんの表もあるようだが、こちらにはなぜか鎖骨の情報がないのでスルーした。

で、4週間。

現代の実態とは合わなくなっておりあくまで参考程度ということだが、やはり気になるではないか。
期待に胸が高鳴る。

グルトさんの期待に応えられたか?

診察室に入り、まず傷口を見てもらう。
いつものように「うん、キレイだね。順調」

「感覚はどう?」
手術後から鎖骨の下あたりの感覚が少し鈍いのである。但し、術後すぐと比べるとかなりマシになっており、気にならない程度になっている。

「だいぶ戻ってきましたがまだちょっとだけ鈍い感じがします」
「神経は残せたんで少しずつ戻っていくとは思うけど、ちょっと残るかも」
「これくらいなら気になりません」
「リハビリがんばってる?」
「頑張ってます!」
「もう制限なくいくらでもあげてもいいよ。ちょっとあげてみようか」

躊躇なく私の腕をつかむ医師。

すかさず理学療法士直伝の「肩は思っているより後ろからある」を実践して「ぐん!」とあげてみせる。
「すごいすごい。術後1ヶ月でここまであがるのは上出来!超音波も続けてね」
どうやらこの医師はほめて伸ばすタイプらしい。

さて、レントゲンだ。

まず、プレートのずれやボルトの緩みはなし。
良い状態。
そして前回の写真と並べてみる。

これは…
前回の写真とあまりに変化が無さ過ぎて、どっちがどっちかわからない

というかわからなすぎて前回の写真をガン見してしまい、医師に「今日のはこっちこっち」と言われてしまった。 

骨ができてくると白っぽく埋まってくるらしいのだが特に変化なし。
「折れた部分が離れていたら、その間が埋まりつつあるのが見えるかもしれないんだけどね。すごくきれいにぴったり合わさったからわかりにくいね」
自画自賛である。
でもほんとうにぴたっとはまってるなあ。パズル大成功だ。

「6週間を超えるとわかるように埋まってくると思うよ。」

グルトさんの期待には応えられなかったが、状態は悪くなさそうなので次回に期待。

鎖骨骨折日記【19】肩は思っているより後ろからあるという教え(鎖骨骨折31日目:術後4週間目)

「肩は思ってるより後ろからあるんです」

昔のスポ根マンガに植え付けられた「リハビリルーム」への偏見をなくす

 今日もリハビリのみ通う。

前回と同じく腕の付け根や肩をほぐしてもらい、腕をあげたり伸ばしたり。
付け根のマッサージがとにかく痛くてうめき声がもれそうだが耐える。
担当理学療法士も「痛い?ごめんねー」と優しく言いながらぐいぐいその手を緩めない。

今回の骨折で初めてリハビリルームに出入りするようになったのだが、遠い昔に読んだスポ根マンガ(どんな漫画…)で?見たような血と汗と涙にまみれた雰囲気は欠片もない。

「ビブ丸!お前のやる気はその程度かぁっ?!」
「くそーっこんな事いくらやっても意味ないんだろっ」
「馬鹿野郎!もう二度と山に登れなくなってもいいのか!?」
「どうせ俺は二度と山の頂には立てないんだよぅ(号泣)」

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遠い昔でもさすがにこんなマンガなかったか。

でも、リハビリといえば鬼コーチとセットでこんなイメージが湧いてくるのは私だけではないはず。

実際のリハビリルームはとても明るく、パステルカラーでまとめられたふんわりしたインテリアだ。大きな窓とヨガスタジオみたいな巨大な鏡もあるから更に広々としたイメージ。
理学療法士は若い人が多くて皆マイルドなさわやかさんだ。
もちろんなかなか思うように体が動かず辛い思いをしている方もいるだろうが、表面上は皆さん穏やかにほのぼのした雰囲気の中施術を受けている。

「肩は思ってるより後ろからあるんです」

 そんな中、声を殺してマッサージに耐えぬき、耐えた後は前回よりも腕は上がるようになった。あと一息で180度上がりそうだ。

立って自分で腕を上げてみる。

前へ倣え!の状態から上へあげていく、、と、
「腕じゃなくて肩からあげて、、」
「もっと肩甲骨を意識して。肩は思ってるよりずっと後ろから肩なんです」

理学療法士チェックが入った。
無意識に腕を上げると、確かに二の腕を吊り上げてそれに肩がついていくような動きになる。そうではなくて肩から動かし、それに腕がひっぱられていくようなイメージで上げる。
そして肩は、前から見て見える部分ではなく肩甲骨のあたりから肩なのだという。

そこを意識してぐうっとあげていくと、、いつもは意識しない筋肉が動いて、なんだか肩凝りにも効きそうである。

 

鎖骨骨折日記【18】腕を90度以上にあげていくリハビリ(鎖骨骨折4週間:術後25日目)

久しぶりに右腕の筋肉たちにやる気だしてもらう

リハビリのみ。

今日からいよいよ腕を90度以上にあげていくことになった。

生まれてこのかた、腕を肩より上にあげないで過ごした日はおそらくなかったのではないか。発熱して寝込んでいても着替えたりちょっと高い位置にある物を取ったり、頭をさわったり、一度は90度以上にあげていたはず。
それが1か月も続いたのだからおそらく筋肉たちはすっかりやる気を失っているに違いない。

まずはいつものマッサージをしてもらうが、
腕の付け根というか、脇の下というか、そのあたりをほぐされるのが激しく痛い。歯を食いしばるほどだ。
しっかりほぐしてもらった後、仰向けに寝たまま少しずつ腕を前にあげていく。
筋肉はやる気を失っているが理学療法士がしっかり上げていってくれる。力をぬいて身を任せ…限界まで。
約140度あがっているとのこと。

 

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これからはどんどん腕をあげていく

今日は新しい運動を一つ追加された。

抱き枕のような細長い筒状のクッションの上にあおむけに寝る。
寝るだけでかなりぐらぐらするので腹筋に力を入れないと転がり落ちそうだ。この状態で膝を立て、「前へ倣え!」の姿勢を取って手を組む。そのまま腕をぐうっと天井に向けて突き上げる(腕だけではなく肩甲骨のあたりから上へ)。ゆっくりと力を抜いて胸を張り肩は自然に床の方に落とす(肩甲骨が寄る感じ)。これを繰り返す。 
縮こまってしまう筋肉が解放されていく気持ちよさ。

本日の指令

・これからは腋の下の角度は気にしなくてよいので、開けるところまで開いて腕の付け根とその下を自分でもしっかりマッサージする。
・腰のストレッチも続ける。
・鎖骨下もテニスボールでほぐす

鎖骨骨折日記【17】手術後3週間の状態(鎖骨骨折24日目:術後3週間目)

 

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寝ているときも右腕を上げないようにしてるかもしれない健気な無意識 

鎖骨手術後3週間。

今朝は、目が覚めた時に思わず伸びをしそうになって慌てた。
まだ腕は90度以上にあげてはいけないと言われていることが瞬時にひらめき、左腕だけ思い切りあげて我慢。

そういえば、骨折直後とは違い痛みをほとんど感じない最近なら、無意識に(例えば睡眠中)腕を上げたり右側を下に寝返りうったりしちゃんじゃないかと思うが、たぶんしていない(気がする)。

脳が睡眠中も「寝返りをうってはいけない。右肩かばうべし」というような指令を出しているんだろうか。
実は完全にリラックスして眠っていないのかもしれない。
怪我とは関係ないが、目覚ましなしで起きられる人は睡眠中に完全に緊張がとけていないという説もあるらしい。それと同じなのかも。

鎖骨骨折手術後3週間の傷口

術後3週間なので傷口を観察してみたが、そんなに変わりはなし。
よくみると、切り口の縁が少し盛り上がっていたのが平らになりつつあるように思う。

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鎖骨骨折日記【16】手の平を太陽に(鎖骨骨折23日目:術後20日目)

骨のためにカルシウムとビタミンD

普段はサプリはほとんど摂取しないのだけど、今は効果のほどがわからなくてもとにかくやれることは何でもやろう、と、コラーゲンとカルシウムを毎日摂取している。

骨を丈夫にするためには

・カルシウムだけでなくビタミンDが必要
・ビタミンDは食物から摂る以外に日光に当たるとからだの中で作られる
・無理に日光浴しなくても普段の生活で浴びる程度で十分

子供の頃どころか若い頃はまったく紫外線対策をしていなかった私も、30代になってからは日焼け止めを塗るようになっていた。日光浴不足が過ぎるとカルシウム不足につながると知って以来、登山時は露出部分すべてに日焼け止めを塗るが、日常生活では顔と首だけにしている。

しかし、夏ならともかく顔以外はほぼすべて衣服に覆われた今の季節、日光はどの部位で浴びればいいのだろう。いくら骨のためとはいえ、シミしわたるみの事を考えると顔の日焼け対策をやめるわけにはいかない。
となると手しかなし。

手がしわしわになったりシミだらけになるのも嫌だけど背に腹は代えられぬ。

日光の力をかりてビタミンDをつくる

調べてみると、日光を浴びるのにお勧めは手の平だそうで、
夏なら15分
冬なら30分! 

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30分は意外と長い。通勤時も帰りは既に日が落ちているから朝しかない。
しかも手というのは普通に下げて歩いているとあまり日焼けしないことから考えて案外日光はあたらないと思われる。
そういう意味では、首の後ろとか肩先が一番の日光吸収ポイントだ。

いくら暖冬とはいえ腕をさらして歩くには寒いので、やはり手の平でいく。効率的に日光を浴びるため手の平を地面と平行にすることにした。

「手の平を太陽に大作戦」だ。

さすがに、「手の平を太陽にすかして」歩くと変人極まるので胸の前あたりで手の平を上に向ける。大事なものをそっと手にささげて歩いている変な人か、何か怪しいものを信じている人、にしか見えない。
人の少ない住宅地はこれで歩き、駅で電車を待つときや車内でも「ささげポーズ」で手の平に太陽を受けよう。

背中の痛みと三角巾とおさらば

手の平に太陽を受けながらリハビリに寄り、出勤。 
肩をほぐしてもらって腕を上げる運動。
今週いっぱいは90度以上に腕を上げない運動を続け、次回からは少しずつ可動域を大きくしていくそうだ。
前回教わった方法でベッドから降りるようになって以来、背中に生じていた余計な痛みはすっかりおさらばした。

かなり腕も動かせるようになってきたので、今日からは「護身かつ骨折アピール用三角巾」もはずした。

鎖骨骨折の場合、こうなるとごく普通の健康な状態にしかみえない。
もし誰かにぶつかられたら
「何すんのよおおおお!」と倒れこみ、おおげさというか、ほとんど当たり屋みたいになるだろうけど、まあその時はその時で。

鎖骨骨折日記【15】遂に手術傷口と対面する(鎖骨骨折20日目:術後17日目)

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手術の糸がぴろんと出てきたら抜いちゃいな

手術後17日、レントゲンと診察。

手術直後のレントゲンと本日のものを並べて見せてもらったがどっちがどっちかわからないほど同じに見える(ので写真は撮らなかった)
ボルトもゆるんでおらず経過良好とのこと。
あと1週間は90度以上腕をあげないこと、重たいものはまだしばらく持ってはいけない、と注意を受けた。

そして、いよいよテープを外して傷口とご対面!!

と思ったけど、鎖骨の位置って自分じゃはっきり見えないのだった。
帰宅してからのお楽しみだ。

医師「うん、キレイ。問題なし。
「超音波あてる位置にマークをつけておくよ。薄れてきたら自分で書いてね」
「今はまだ少し腫れてるけど、元々鎖骨がくっきり出てる体型だから、腫れが引いたらプレートが浮き上がってくるかも」

私「防水テープなしで、もうお風呂入ってもいいんですか?」
医師「いいよ」
私(マジか。たった2週間で?)

私「抜糸ってしないんですか?溶ける糸ってやつなの?」
医師「溶けてはいくけど、中で縫ってあるから見えないよ。ものすごく浅い部分で縫っているからたまーに中から糸の端っこが出てくることがあるかも。そのままにしておくとそこから黴菌が入るからよくない。ひっぱって抜けちゃったらそれで大丈夫!
私(そんなんちょろっと出ててきたら引っ張るの怖いんですけど!)

 鎖骨骨折手術後初めて傷口を見る

帰宅後、わくわくしながら鏡の前へ。

ご対面!

ずっとテープ貼ってたところは皮膚がてかてかしたりわしゃわしゃしたりしてるけど、傷そのものは想像していたグロい感じではなかった。

 

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切り口は10センチほどの赤い筋。
まだちょっと腫れているようで、切り口に沿って米粒を並べたように小さく盛り上がっている。皮膚を透かして赤い部分がちょこちょこあるが、確かに傷の上には糸や縫いました感はない。

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医師が毎回キレイキレイと同じことしか言わん、と思っていたが、確かにキレイかも。
もちろんこれをきれいだと感じるかショックを受けるかは個人差があるが、私は縫った跡というのはもっとなんというか、、フランケン的になってるのかと思ってたので、かなり安心した。

それに、約2週間前に切ったのにこんなに「キレイに」ふさがるものなんだなあ。
整形外科の手術って板あててボルトで締めるとか工事みたいだと思ってたけど、中から縫うとかそんな繊細な技が使えるとはさすがドクター。

とはいえ、入浴はなんとなく怖くて、やはり昨日までと同じく傷口の下までだけ浸かることにした。
胸元が黄色くなっていた部分はほとんど元の肌の色に戻った。

鎖骨骨折日記【14】かぶりのカットソー復活(鎖骨骨折17日目:術後2週間目)

 鎖骨骨折手術後2週間の状態

リハビリのみ通院。

今日も肩まわり筋肉を中心をほぐすマッサージが、痛い痛い痛いよう。

肩甲骨あたりは痛気持ちいい。
肩こり歴数十年の私は、骨折前から右の肩甲骨まわりがガチガチに凝っていて辛かったのだけど、このマッサージ続けてたら骨折前より楽になるんじゃない?
などと夢見てしまう。

今のところ、関節の動きはとても良いらしい。
自宅でできる腕を肩から少し上げる運動を教わって終了。
昼前に職場に着き、定時で帰る。

まだ腫れは残っているけど、鎖骨の姿がかなり浮き上がってきた。
胸の上部にあった打ち身の黄色はほぼ消えて元の肌の状態に。
テープをずっと貼ってるので手術後の傷跡はまだはっきりと見ていないが、テープ越しにぼんやり見える傷跡特に変わりなし。

 そろそろかぶりの服が着られるようになってきた

骨折後はかぶりの服が着られず、前開きの服ばかり着ていたが襟ぐりが広めで伸びがいいカットソーなら着脱可能になった。

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もう少し前から着られるようになっていたのかもしれないが、
骨折当日、激痛のあまり着ていたカットソーが脱げず鋏を入れた悲しい思い出がよぎり、なかなか挑戦できていなかったのだ。
登山のファーストエイドに「布も切れる鋏」を入れておく理由を身をもって知った経験であった。

外出用の細身のセーターはまだ厳しそうなのでやめておく。
着られても脱げないかもしれないし。
パジャマは骨折後に慌てて購入した前開きを毎日洗濯して着倒していたが、今日からはカットソータイプも投入。

昨年末に撤退してしまったAmericanEagleのソフトなカットソーがお気に入り。
伸びよし肌触りよしサイズも色々選べる。そしてなんたってアメリカものだけあって乾燥機可能というのがいい
日当たりが悪い我が家では梅雨や冬の寒い季節には洗濯物が乾きにくいので大活躍。がんがん洗って乾燥機にかけてもふわふわで縮んだりしない頑強さ。

スリープウェアはデザインもかわいく楽しい。
GAPに似てるようで、GAPより遊びのあるデザインが多かった気がする。年齢的にかなりアレだけど、パジャマくらいどんなド派手でもいいじゃない!
と、外では絶対着ないような色のチェックやドット、白熊を全面に押し出したパンツを楽しく着ていた。
ちょっとお高いけど2点買えばもう1点Freeなどのセールもしょっちゅうやってたし。
部屋着には最高だったので撤退して本当に残念。

あデニムは一度も買ったことなかったけど、スリープウェアは大好きだったよ、もっと買いだめしとけばよかった。
・・・というか、デニムやアウターを全然買わなかったから日本で振るわず撤退になったのかもね。
すまぬー。

鎖骨骨折日記【13】ベッドから簡単に起き上がる方法(鎖骨骨折2週間:術後11日目)

リハビリを受けながら肩凝りの源を知る

今日から本格的な?リハビリ開始。

同じ担当者がずっと見てくれるので前回と同じ理学療法士だ。

まず、前回習った腰をひねる運動をおさらいして鎖骨下をテニスボールで和らげてから、鎖骨下と肩まわり、背中の筋肉をマッサージでほぐしてもらう。

肩は本当に痛い。

いや、肩以外も痛い。

「どの辺が一番痛みますか?」と聞かれたが、
あまりにもどこもかしこも痛いので、
何もしていなくても一番痛いのは「右わき腹ちょっと上から脇の下にかけてのやや背中側」で、肩も肩甲骨まわりも痛いけど元々肩凝りひどかったからそのせいなのか骨折のせいなのかはよくわかんない。。と伝えてみた。
「半分は元々に肩凝りでしょうね」
「でも、肩凝りもここ(一番痛いとこ)からきてるんですよ」
ここ(一番いたいとこ)が凝り固まる→肩の筋肉がひっぱられて肩が落ちる→首もひっぱられて固くなる→さらに頭の筋肉まで痛くなる、、って感じですね」

なんと!
肩がまず凝ってそれが背中やここ(一番痛いとこ)に波及しているのかと思ってた。
鎖骨が完治した後も、ここ(一番痛いとこ)を柔らかくするストレッチやマッサージを続けるようにしてみよう。

 

マッサージの後は少しずつ右腕を動かしていく。

・腕の可動域を確認しつつ最大限に動かしてもらう。
・鎖骨を動かさずに肩だけを動かす運動。
これは自分でやるのは危険なため、リハビリでのみ行うとのこと。

その代わりに
「今一番痛いとこ」をほぐす方法
・胸をしっかり開く運動
・背中を広げる運動
を教わった。
腰をひねる運動に加えて自宅で10回ずつワンセットやる。

鎖骨骨折中にベッドから楽に起きる方法

治療が終わり、ベッドから起きるときに今一番の問題を思い出し、
ベッドから起き上がる際に背中が吊るほど辛いことを訴えてみたら、脚を使う方法を教えてくれた。

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骨折していない方(私の場合は左)側を下にしてベッドの降りたい側に向かって横向きになる。ベッドの端っこまでにじり寄る。右脚をぶん!と振り下ろしてその勢いで起き上がる。
試してみると、全然背中が痛くないし、とても楽に早く起きられる!
さすが専門家!
体の(ほぼ)半分近くを占めるだけあって脚の重さと力はなかなかのものだ。
これを利用して本当に楽に起き上がれるのだ。


今日も手術した部位の痛みはあまりなし。
時々なぜか鎖骨のあたりがちりちりちり、と痛むので、傷口が服に触れて痛いのかと思ったが、どうやら鎖骨下がちりちりしている感じ。この辺りは今も感覚が鈍くぼんやりしている部分なので様子見。 

鎖骨骨折日記【12】骨折部位を狙い撃ち!(鎖骨骨折13日目:術後10日目)

またもや新兵器登場:透視撮影なんちゃらシステム

今日は超音波を当てる場所をマーキング。

超音波治療は骨折した部位にパルスなるものをきちんとあてないと効果がない。
骨折部位をピンポイントで指定するため、透視撮影なんちゃらシステムで調べるらしい。

いつものレントゲン室ではない部屋に入るとなんだかたいそうな機器がどーんと置かれていた。
新造人間に改造されそうな機械だ。

透明テープを貼り替えてもらってから台に乗る。位置を合わせて隣の部屋で技師が何かすると、備え付けられたディスプレイにリアルタイムで骨が映った!
プレートとボルトも含め、きれいにはっきりくっきり映ってる!
私が動くと骨も動く。
私が躍ると(踊らないけど)骨も踊る。
全身の骨格も見てみたいものだ。
リアルタイムで自分の骨だけを見られるなんて、医療技術は本当に進歩してるのだなあ。骨折して以来、何度目になるかわからないけどまたまた同じ感想がよぎった。

そのわりに骨折の治療は正しい位置に骨を戻して(=整復)、あとはくっつくまでひたすら保全、というシンプルな方法を何百年もとっているのではないだろうか。
シンプルイズベスト、なのか。
もちろん整復の部分は手術によってかなり進歩してるけど。
IPS細胞的な骨の元をちゅっと注射してすぐにくっつく!みたいな画期的な治療方法があらわれないのだろうか。


医師が折れた部分(第三骨片がはめこまれているとこ)を確認しながらテープ上に印をつけた。当初つけられていた×印とそんなに差はないようなのでほっとする。3日間の努力は無駄ではなかった。


今日も時々、思い出したようにずきーんと軽い痛みがあるが、痛み止めは完全に必要なさそうだ。
咳やくしゃみをすると胸の下あたり、右わき腹の上部が痛いが、これは打撲の後遺症だろう。相変わらず腕を下げるとだるく、首から下が突っ張る感じが辛い。
「心臓をささげよ」で乗り切る。

肩回りは全体に腫れもひいてかなり鎖骨の姿が現われてきた。
テープは空気の層のない薄いものに変わったが傷はぼんやりとしか見えない。
次回の診察後が楽しみだ。

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鎖骨骨折日記【11】術後初診察と初リハビリと超音波治療(鎖骨骨折10日目:術後1週間)

手術は初めてのくせに、最近の手術は進歩しているのだなーと思う

今日は手術後初の診察だ。

なんとなくわくわくどきどき。

まずレントゲンを撮ってから診察室へ。
手術以来貼ってあったハニカム構造の嵩のあるパッドをはがされ、いよいよ傷口とご対面!と思ったが、鎖骨というのは必死で視線を下げても自分ではほとんど見えない位置にある。
ぼんやりとしか見えぬーっと思っている間に
「うん、傷はきれいだね。問題なし!」と新しいテープを貼られてしまった。今度は透明だけど間に空気が入っており少し厚みがある。うっすいダウンみたいなテープだ。
これで入浴も可能とのこと。

切って縫う手術って、術後は1週間くらい入院して毎日消毒、もちろんしばらく入浴不可というイメージだったが、実際は手術後今日までパッド貼り替えなしで消毒も1回もしなかった。
そういえば、靴擦れも今は水で洗って傷パワーパッド貼りっぱなしできれいに治るもんね。医療は進んでいるのだなあ。

レントゲンの方は、術後1週間しかたっていないので何も変わりがなかった。

・変わりがないということはボルトが緩んだりプレートがずれたりしてはいないということなので、良い状態である。
・腕を90度以上はあげてはいけない。
・重いものを持ってはいけない。

と説明しながら医師がうーんと唸る。

超音波治療をおすすめされる

「ビブ丸さんの鎖骨ね、ほっそいなーっと思いながら手術してたんですけどね。かなり細いし粉砕だからちょっとくっつきにくいかな、と思うんですよ」
そこで、と提案されたのが超音波治療だった。

超音波?
なんか胡散臭いやつ?

と一瞬思ったが、骨は刺激があると融合が促進されるので正しく行えば治癒までの期間が3~4割短縮される治療法なのだそう。臨床研究やプラシーボ試験でも結果が出ており、保険診療として認められている。
スポーツ選手も使用しているそうだが、正直本当に効くのかなあ、、という気もする。
いや、やれることは全てやると決めているのだ。
使えるものも何でも使ってみよう!
(保険が効く、というのが決め手になった。)

疑いの心を持つと効くものも効かなくなるかもしれないから、素直に無心に信じるのだ。
ベッカムや松井も使って4割早く治癒したんだって!
すごーい!
最先端の治療だね!
よし、こんな感じで。

 超音波治療器はレンタルしておうちでできる

やる気は出たものの、治療のためにしょっちゅう通院するのは面倒だし厳しいかも、と思っていたが、治療機器をレンタルして自宅でできる。
病院を通じて業者から借りるというシステムだ。契約も使用方法のレクチャーも業者から受ける。
レンタルの日程を決めるため医師が担当業者に電話をしてくれたところ、偶然にも病院内にその業者が来ており、しかもレンタル可能な治療器も持ってきているという。
さっそく説明を受け、レンタル契約をして当日中に持ち帰ることとなった。

レンタル期間は3か月。
3か月後に必要があれば1年延長になるのだが、なぜかここでは1年という選択肢しかない。保険適用でも結構な金額になりそうなので、なんとか3か月で返却できるよう願う。

超音波治療器はSIGMAXのACCELLUS2(アクセラス2)

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使用方法はとても簡単。

①ブローブという分厚いオセロの黒駒みたいなものにジェルを塗り、患部に当てる
②スイッチ押す
③そのまま20分
 低出力超音波パルスとかいう弱い超音波が出ているらしいけど、全く何も感じない
④20分たつと「治療が終了しました」と言ってくれるので、ぼーっと待つ

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 ↑ ↑ プローブ

簡単なのだが、ここでも鎖骨という部位の特殊性が困難をよぶ。
腕とか脚とか手首とか、ベルトを巻くことができる部位であれば、ブローブを固定した付属ベルトを巻き手を放して心からぼーっとしていられる。スマホもさわれるし読書もできる。
しかし、鎖骨にベルトを巻くことはできないので、手でブローブを患部に押し付けて20分過ごさなければならないのだ。

これが地味に辛い

元々見えにくい場所なので鏡を見ながらブローブをあて、そのまま耐えること20分。
テレビを見るくらいしかできないので、眠くなってくることこの上ない。
ふっと手から力が抜け、ブローブが肌から離れると、アクセラス嬢が怒ってくれる。
しかし、眠くならなくても、だんだんブローブがずれてくる。
超音波は折れた場所にピンポイントで当てなければ効果がないので、私の場合は狙い撃ちする場所にマジックで×印を描いてもらっている。
が、ふときづくと、微妙にその場所からブローブがすれている。ずれただけだと、アクセラス嬢は注意してくれないので自分で監視していなければならないのだ。
ずらしてはならぬ!と強めに押し付けていたら、終了後肌に丸くブローブの跡がついてしまった。
骨折部をこんなにぐいぐい押してもいいものか。

リハビリ開始

更にリハビリルームに行くよう指示が出た。
リハビリというのは術後しばらくしてから通うのかと思ってたけど、最近は処置後早い段階で行うようになってきているらしい。
医療は変化しているのだなあ。
鎖骨骨折の場合は肩のまわりの筋肉が固まったり弱くなったりしてしまうので、可動域が狭くならないように、鎖骨に負担をかけない方法で肩関節を動かしていく。

担当の理学療法士がまず現在の状態を見てくれ、今のところ動きは悪くないとのこと。
まず鎖骨の下、肩甲骨まわり、肩と腕の付け根をほぐすマッサージしてくれた。手術後ずっと肩甲骨が痛かったのだが、かなり楽になりうれしい。

しかし、鎖骨の下マッサーが痛いのなんの!

手術後はここが固くなってしまうそうで、テニスボールを転がすようにしてマッサージする方法を教わる。確かに触れてみると板でも入っているかのようにガチガチに固い。テニスボールは2つを肩甲骨あたりに置いた上に寝転がり、胸を張るような姿勢になってコロコロ、にも使う。
これは気持ちがいい。

その他、自宅でもできる運動をいくつか習う。

・椅子に座ってツタンカーメンみたいに腕を組んでウエストをねじる腰のストレッチ。
 これは鎖骨とは関係ないが、腰が固まってしまわない様、今後のため。
・机の上に腕を伸ばして付け根をマッサージ

 脇の下が90度以上にならないよう注意。90度以上腕を上げると鎖骨が回ってしまうので現時点ではやってはいけないそうだ。

 

帰宅後、鏡で鎖骨チェック。
透明とはいえ空気が入っているし、手術跡自体ははっきり見えないが、血がにじんでいるように見える。
このまま入浴可能と言われたけれど、やはりなんだか不安。傷口までは湯につからないよう注意して湯船に入った。
周囲は腫れが更にひいて鎖骨の姿がうっすら見えてきた。 
今日は痛み止めを飲まずに過ごせた。たまに思い出したようにずきーんと痛む。

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鎖骨骨折日記【10】三角巾を防具として初出勤(鎖骨骨折9日目:術後6日目)

骨折後初出勤の服装

今日から出勤開始。

骨折後1週間休んで、手術からは6日目だ。
これが早いのか遅いのかよくわからないけど、医師も力仕事のないオフィスワークなら問題ない、と言ってたので出勤することにした。

朝目覚めてまずベッドからにじり降りるところから始まって、洗顔、着替え、、とにかく身支度に手間取るのと通勤にも時間がかかると予想し通常より1時間早く起床。

前開きのカットソーにパーカー、町でも浮かないアークテリクスのアトムLT。
ボトムはタイツをはくのが大変なので裏フリースのパンツをはいてブーツにした。
荷物は最低限に減らし、すぐ使うものはサコッシュで斜め掛け。残りはヒップバッグ形式にしたサコッシュに収めて重さを分散させる。

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登山ウェアやギアが色々役立つ。
毎日がカジュアルディのオフィスなので本当に助かった。

敢えて装着した三角巾の効果について

更に、家では外したままだった三角巾をつける。
これは腕を吊りたいから、ではなく街中での「私骨折しているんです」アピールのため。

①ラッシュ時の駅で少しでも人が避けてくれれば、という儚い願い

半数以上の人には効果がなかった。よく言われることだが多くの人は他人のことなど見ていないのである。が、見ている人からは電車内でぶつからないようちょっと間をあけて立ってくれたり、すれ違う時大きくよけてくれたりする心遣いを感じた。

②何かともたもたするであろう買い物時の言い訳

かなり効果大。精算時にカウンターから出てきて商品を渡してくれたり、棚から物を取るのを手伝ってくれる人多し。特に年配の女性店員に気が回って優しい人が多かった。

③しばらくは階段を避けエレベータに乗るつもりだが、その時のアピール

脚がぴんぴんしてるのに階段を避ける理由は、ものすごい勢いで転がり落ちるように階段を駆け下りてくる中高生男子が心底恐ろしいからである。骨折前から、あいつらにもし衝突されたら絶対ただじゃすまない。。と思っていたけど、もし今ぶつかられたら再骨折すること間違いない。

中年とはいえまだそんな高齢でもないのにエレベーターに乗るのが心苦しくて、と思ったのだが、ところがどっこい。
そんな気遣いご無用とばかりに、若くて体調悪くも見えないし重たい荷物も持っていない人が結構エレベーターを利用していて驚いた。
女子中高生までいる。
いや、すいてるときはいいんだけど。後ろに本気の高齢や赤ちゃん連れた人がいるときも彼らを待たせて平然と乗り込んでいくので二度びっくり。

  

三角巾で骨折アピール」は一定の効果があったのでしばらくは続けることにした。
それにしても雪崩のように階段を駆け下りて列車に突撃する小僧たちは本当に凶器だ。あんな勢いはないけど、私もたまに小走りで階段降りていくことがあったなあ。高齢者や小さいお子さん連れの方は怖かったかも。
反省。
これからは駅や人の多いところでは走らないようにしようと誓う。

苦労して職場に辿りつくと緊張がとけほっとする。基本はデスクワークなのでマウスとキーボードを使うために三角巾は外したが、腕を下げていると相変わらず重だるいので「心臓をささげよ」ポーズでウロウロ。
たまに重いものを動かすときは他のメンバーにお願いすることにした。

念のために今日も痛み止めは3回服用。
久しぶりに動いたからかたまに軽い痛みを感じ、15時ごろになるとかなり疲労を感じた。
定時で帰宅し、パッドの周りを確認してみると、 腫れがかなりひいてきて、鎖骨の内側の付け根?のコリコリ丸い骨が現れてきた。

鎖骨骨折日記【9】両利きをあきらめて(鎖骨骨折7日目:術後4日目)

あたりまえだけど簡単に両利きにはなれない


使えない。。

これまでぬくぬくと数十年過ごしてきた左手は想像を絶する使えなさだった。
特訓すれば両利きにとはいわないまでも、左手もある程度使えるようになるんじゃない?という妄想は1日で消え去った。
わかっちゃいたけど、やはりそんなに甘いものではない。

しかし、右手が使えず困り果てているのも事実。

箸のように全く問題外なものは早々にあきらめ、しばらくは箸を使わないメニューで食事をすることにする。
せめて少しでもモノになりそうな訓練はあきらめず引き続き行う。

スプーン
フォーク
マウス
歯みがき
コンタクトレンズの着脱

術後4日目の状態

鎖骨から肩先あたりまでの腫れはひいておらず、丸っこいシルエットになっている。ハニカム構造パッドでおおわれているので確認はできないが、鎖骨も腫れの中に埋もれている印象だ。
痛みは昨日とあまり変わりなし。
痛み止めも3度飲む。

起床時に無理やり体を起こしているせいで背中の右側がピキーンと痛む。
手術で鎖骨の痛みが大激減した今、一番痛いのはここかもしれない。しかも日に日に痛くなっていく。。
病院の電動ベッドが恋しい。

鎖骨骨折日記【8】ヤマト式敬礼をしながら両利きに憧れる(鎖骨骨折6日目:術後3日目)

手術翌日の状態

自宅で安静中。

1日3度の痛み止め薬が切れると痛みあり。
でも傷口なのか鎖骨まわりなのか首なのか肩なのか胸なのか、、どこが痛いのかよく分からない感じ。手術の傷もこけた時に激しくぶつけたらしい肩や胸も、ガチガチの首も全部痛いのかもしれない。

じっくり観察する余裕がやっとでてきたので手術部位をまじまじと見てみた。
鎖骨から脇にかけて赤と黄色のまだら模様の内出血。気になる手術箇所はハニカム構造っていうの?蜂の巣みたいなスポンジに覆われていて見られない。スポンジの回りをさわってみると、鎖骨のまわり、肩のあたりがぼやーっとしてる。痺れではなく感覚が鈍い。

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鎖骨骨折手術後に楽な姿勢は「心臓をささげよ」

三角巾は、つけていると何もできないので家の中でははずしてしまった。

 しかし、腕を自然に下げていると、なんとも重だるい嫌な感じがするので、結局無意識に三角巾につられているような体勢になっている。
ガッチャマンの「ラジャー!」というかヤマト式敬礼というか、、例えが古い。
調査兵団の「心臓をささげよ!」ポーズね。こうしているとかなり楽。

薬を飲んでいれば激しい痛みはないけれど、それにしても右手がまだあがらないので非常に不便だ。食事をするのもままならない。

ここで、ピンチをチャンスに変えようとするのが私のいいところである。
よし、利き手の右手が使えないのなら、いっそ左手を鍛えあげてみようじゃないか。今までさんざん働いてきた右手はちょっとお休みだ。

文字通り転んでもただでは起きぬ。
骨折を機会に目指せ、両利き!
両利きはさすがに無理なので、せめて日常生活を左手でもこなせるように挑戦だ。

鎖骨骨折日記【7】クラビクルバンドとのお別れ(鎖骨骨折5日目:術後2日目)

退院準備と退院後の心得

起床。

今朝も電動ベッドで楽々。
自宅にも欲しいくらいだ。
ちょうどいい感じに体を起こしてニュースを見たりのんびり過ごす。
夜中に痛み止めをもらったあとはしっかりと眠れ、昨夜少し上がった熱も平熱にもどっていた。
食欲もあって朝食完食。
痛み止めを一錠。

今日は執刀医が不在のため、別の医師が来て傷口を確認。特に問題ないとのことで予定通りの退院。傷口は防水テープに張り替えられた。
傷口はあまり痛まないが、首から首の付け根にかけてが異様に痛い、と伝えると、手術中の姿勢によるものだろう、その部位をのばした状態で手術するから、との答えだった。
看護師に着替えを手伝ってもらい、帰り支度。

・着替えのコツは「着るときは痛い方から、脱ぐときは痛くない方から袖を通す」
・今日からシャワーもOK。

 但し、防水テープを信じて狙い撃ちのようにシャワーを当てないように。
 できればラップなどでカバーをしたほうが良い

・クラビクルバンドは無しで三角巾を装着
 

さようならクラビクルバンド

そう。

なんとクラビクルバンド無しでもゆるゆると動ける状態になっているのだ。
右鎖骨から肩や胸にかけて厚ぼったく腫れているというか、鈍く痛むような感じはするが、昨日までの全身に響く突き抜けるような痛みからは解放されている!

手術すごい。

やはりプレートで支えられているとはいえ、あるべき場所に骨が戻ったからなのか。
もう魔法のバンドも必要なし。
さようならクラビクルバンド。
ごくごく短い間(実質2.5日)だったけど世話になったね、
もし君がいなければ動けぬ長い昼、眠れぬ長すぎる夜だったかもと思うとぞっとする。
本当にありがとう!

 

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